残業して小腹が減ったので夜食を、と
コンビにいた時のこと。
後ろのほうから、子供の声が聞こえてきた。
なーんか心をくすぐられる音だなぁ、と耳を傾ける。
その子の発した「食べたい!」という言葉。
しばらくして僕の頭の中でその何故がかちっとハマる。
イントネーション。
その「食べたい!」は、
映画「火垂るの墓」に出てくるせっちゃんのイントネーションのそれだったのだ。
元来、方言の柔らかさにぐらっと来る僕にとって
その子の発する音は本当に愛らしく、
また妄想癖が働いてまだ見ぬ我が子の姿を思い馳せてしまうのであった。
4/23/2007
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