2/11/2008
知覧武家屋敷
鹿児島市内から、
バスに揺られること小1時間。
武家屋敷群の家並みで有名な知覧へ到着。
さっそく武家屋敷通りを歩く。
各々の家のどっしりとした感じも良かったけど
なによりびっくりしたのが生け垣。
普通のイメージだと真っすぐな物だと思ってたんだけど
ここの生け垣は何ともユニーク。
それと、生け垣の土台になってる石垣に
堅牢で無骨な印象を感じた。
しかし、
ここ知覧で一番驚いたのがコレ。
ボンタンアメ。
オブラートに包まれたぐにぐにのアレ。
子供の頃よく食べたなぁとおセンチになります。
そのボンタンアメがここら辺の特産らしく(?)
お土産として売っていたのです。
しかも、隣には見たことのない姉妹品「兵六餅」まで。
これは買うしかないっしょー!
帰りのバスの中、一口また一口と頬張っては
懐かしい味に舌鼓を打ちました。
そして、
帰り道は途中下車をし
憧れだった酒屋「コセド酒店」へ。
あれこれたくさんあるお酒に目を回しつつ
今まで見たことない物を4種程購入し自宅へ配送してもらった。
しかし、コセドさんは店舗も広く品揃えもすごい!
結構長い時間うろうろしては悩んでたから、
店員さんからしたら怪しく映っただろうなw
2/10/2008
船の大きさを思う。 -悪石島最終日-
朝、NHKの経済羅針盤で
ターベルモーノの野口社長が紹介されていた。
東京と言う大都会で、
リヤカーを引いて豆腐を販売する。年商9億。
日本の中心である東京は、
実は高齢者の数も非常に多く
故に今のハイテク?な社会に取り残されてしまった人たちがたくさんいる。
やっぱりどんなに便利な世の中になっても
それを享受するにはそれなりの知識なりが求められる。
これからは、そういうところにビジネスチャンスがあるような気がした。
固い話は置いといて。
港に約1時間遅れでフェリーが到着。
フェリーが近づくにつれ俄に活気づく港。
何か堅い決意を持ってフェリーに乗り込む人々、
その人たちを見送り涙ぐむ人、
笑顔で精一杯手を振って送り出す人、手を振り返す人。
船の入出航の風景を見て、
それまでのそれぞれの人たちの色々なストーリーが
頭の中に思い浮かんだ。
僕にとっては、移動の手段と言う物だけど
離島に住む人々にとって
船と言う存在がどれほどまでに大きいのかというのを
この始終で知ったような気がした。
夜、フェリーがやっと錦江湾に入った頃。
フェリーの屋上?に出て
両岸に見える久しぶりの町の灯りに黄昏れる。
上を見ると、
これまたたくさんの星々。
モノは試しと
ISO1600に設定して30秒開放で撮影してみたら
なんとか星空の撮影に成功☆
フェリーの速度でブレてしまったけど
すっごい嬉しかった。
島でこの撮り方が出来てれば
天の川もきちんと撮れたかもしれなかったのになぁ、残念。
2/09/2008
硫黄の華 -悪石島4日目-
朝、NHKのニュースで
日本のワイナリーで初めてEUへの輸出を認められた蔵が紹介されていた。
勝沼醸造。
うーん、ここでも基準を世界に合わせる努力が!?
午後になり雨がやんだので外出。
まずは帰りのフェリーチケットを購入。
そして、宿のお父さんに教えてもらった
硫黄の湧いてる崖へ。
砂蒸し風呂の脇から海岸線へ出て岩場を這って行くこと暫く。
所々から湯気が出ている。
そして、その湯気の吹き出している場所には緑や黄色になった物体が。
おそらく、これが「硫黄の華」というやつに違いない。
なんか地獄絵図のようで気味が悪かったけど
近づけるだけ近づいて撮影。
こう言う時、単焦点レンズはズームが出来ないので大変大変w
帰りに、砂蒸し風呂でひと汗かいた。
歩いて宿までの道をとことこ進んでたら
島の人が車に乗せてってくれた。
あぁ、ありがたやありがたや。
こうしてまた人の好意にあずかってしまいました。
2/08/2008
悪石島 -3日目-
今日も雨がち。
雨上がり後、
宿の近辺を散歩。
墓地のあたりに、
ボゼの残骸が打ち捨てられているのを発見。
シマダスには毎年処分されると書いてあったような…。
夜。
宿のお父さんと酒を酌み交わす。
で、悪石島のあれこれを教えてもらう。
砂蒸し風呂の奥に「硫黄の華」が見れること。
悪石島の由来。
↑これが実にロマンのある話で、
お父さんがおばあちゃん(明治生まれ)から聞いた話らしい。
それを聞いて、実にわくわくしちゃった☆
来島する人が島固有の生き物とかを持って帰ったり
心ない事をする事がある為に、
島の人が島外の人にいい感情を抱けない事、
近ツリとのいざこざ。
2009年の皆既日食で一番長く見えるのがここだと言う事や、
たくさんの事を話した。
でも、
そんな中で何より嬉しかったのは
僕が大事にしたいマインドをお父さんから聞けたこと。
自然の前では人間は実に無力なんだ。
大事なのは、
自然をコントロールする事ではなく、
自然を知り、己の無力さを知ること。
その中で、自分たちが出来る事を知ること。
海の男は実に偉大だと思った。
お酒の取り持つ力で、
お父さんと有意義な会話が出来たけど
それが故に、自分に足りないものは積極性だなと痛感した。
約束した明日のトローリング。
行けるといいなぁ。
2/07/2008
悪石島2日目-探索開始-
朝起きると、わずかな晴れ間が見えたので
島内探検に繰り出した。
まずは、島の東側にあるノンゼ岬という場所を目指す。
集落は島の南側にあるので
ノンゼ岬まではそう遠くはない。
一本道をてくてく歩いて向かうと
目の前に海が広がった。
悪石島は断崖に囲まれた島なので
なんか宝島のそれとはだいぶ印象が違う。
遠目から見るからか、砂浜がないからか
午後、ノンゼ岬から戻り
今度は集落から南側に歩き荷積岬を目指す。
島には、至る所で放牧をしている。
簡易な柵の向こうには牛くんたちがのんびり。
カメラを向けると
島に来た時に車で通った長い長い坂を
こんどはひたすら降りていく。
その道中、港が見渡せるポイントに遭遇。
雲間に星がこれまたたくさん!
宝島での事があったから、
今後こそは写真が取りたいと思い
小学校の校庭まで行き、
そこでカメラを夜空に向けて30秒解放で撮ってみた。
が、暗すぎたのか上手く写らなかった…
やっぱり夜景とか星を撮るには
やっぱり夜景とか星を撮るには
レリーズと三脚が必要だね。
大きな地図で見る
2/06/2008
宝島から悪石島へ。
フェリーの時間が早いため、
寝坊できないプレッシャーでちょくちょく目を覚ました。
朝ご飯のとき、
おじさんが初日に見た黒砂糖を
持ってきてくれた。
かなりの大きさのものを2つも!
もちろん、お金は払ったけど
それ以上に手作り黒糖を頂けた事に感激!
大事に使わせてもらいます。
来た時と同じ雨模様の中
フェリーに乗り込み島を離れた。
いつかまた来れるといいなー。
こんどは絶対オンシーズンに☆
約2時間半後、
悪石島に到着。
こちらは宝島より雨がひどかった…
断崖絶壁に囲まれた島らしく、
港から、これまた迎えにきてくれていた宿の車で
急な坂を延々とのぼっていく。
港を挟んで集落と反対側に温泉があるらしく
そこにいく時に車を使っていいと言ってもらったんだけど
マニュアルを運転する自信がなかったので
結局、夕方宿のおじさんに一緒して連れて行ってもらったw
かなり熱めの温泉を出て休んでいたら、
「夕焼け小焼け」がスピーカーから流れてきた。
夕方5時に流れる「夕焼け小焼け」。
宝島もそう言えば流れてたっけ。
小さい頃は、確かに5時と言えば
小学校でも音楽がなって、完全下校だった。
あれから、ウン十年。
大人になった僕には、
5時なんてまだまだ仕事中。
都会では、大人だけなのかもしれないけど
5時って言う概念がなくなっちゃったような気がする。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
滞在地:鹿児島県十島村宝島
交通手段:フェリーとしま
鹿児島から約13時間。
奄美大島の名瀬港からだと約3時間。
料金:二等(片道)¥7,800(from鹿児島)
¥3,060(from名瀬)
宿名:民宿 さんご礁
料金:¥7,000(一泊)
部屋:シングル
tel:09912-4-2075
メモ:ママさんの手料理は絶品!
何食べても美味しかったけど、
特に鶏飯は感動☆
海が本当に綺麗!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2/05/2008
宝島4日目-宝島からの手紙-
昨日、
宝島からの手紙を出したいと思い
島にある簡易郵便局へ行ったところ、
宝島と分かるような絵はがきは
その時だけなのか元々なのか分からないけど
「ない」と言われてしまった。
でも、消印は「宝島」となると教えてもらったので
何枚か普通はがきを買った。
今日、フェリーのチケットを買いに
コミュニティストアーに行ったら、
宝島の記念(?)スタンプがあったので
それを普通はガキに押してみた。
これで少しは“らしく”なった。
お土産を買いに島で唯一の売店へ行った。
基本的には生活用品とかばっかりなんだけど
いくつかお土産になりそうなものを発見!
中には、ハブ出没注意ステッカーや金塊チョコなんてのも。
ここに来る前から狙っていたお塩も3種類もあった。
違いを知りたかったので3種類とも購入。
それぞれ、
「宝島の塩」
「宝の塩」
「吐噶喇の天塩」
と言う名前。
この綺麗な海の島で作られたお塩。
そして、なんともロマンチックな島の名前の入ったお塩。
味を見るのが待ち遠しい。
夜、今日島にやってきた
宝島がある吐噶喇列島の各島を訪問診療していると言う
「こども診療所」の方々と一緒に夕食を食べた。
そこの先生がとても熱くて
引き出しも多く面白い人だった。
先生曰く、
宝島の他に綺麗な海のおススメとしては奄美の与論島、
森林としては屋久島と奄美大島の金作原だそうだ。
宝島での最後の夜、
久しぶりに人と語らいながら飲む酒が
とても心地よかった。
2/04/2008
宝島3日目 -これぞ南の島の海と空-
宿のおじさんに自転車を借りて、
島をぐるりとまわる事にした。
午前中は東回りで島の一番南にある荒木崎灯台に向けてスタート。
昨日より天気がよいので、
まず大籠海水浴場へ向かう。
まだ空には雲がたくさんあるにも関わらず
この海の鮮やかな色!
オンシーズンにくるべきだと心底思う。
据え膳状態は精神衛生上よくないよね。
実は、
沖縄とかに行った時がないので
こんなザ・南の島的なロケーションは今回が初めて。
昔、カンボジアのシアヌークビルで綺麗な海は見たけど
やはり、島と大陸では雰囲気が違う。
シアヌークビルは遠浅じゃなかったかもしれないし。
無事灯台にたどり着き、眺めを堪能。
(残念ながら、運がいいと見れると言う奄美大島は確認できなかった…)
灯台から村まで戻る途中で
放牧されてる牛に接近し灯台と一緒に撮影。
望遠の出来ないレンズなのでかなり近づかないといけないんだけど
牛って本当におとなしい。
こちらの事なんかまーったく気にする事もなくのんびりしてたw
お昼ご飯を食べたあと、
こんどは西回りでもう一回島をまわる。
午前中に行かなかった島の西側にある大間港に降りてみると、
こちらにも大籠海水浴場に負けない程の綺麗な海!
堤防から見る深さのある海を見て
さらにこの海の透明度に惚れ惚れ。
いやー、しっかしホントオンシーズンに来てればなー。
コンクリの堤防から海に入る階段があったので
海水だけでも触ろうと降りてみる。
おや?想像以上に温かい。
裸足になり、今度は足を入れてみる。
ちょっとだけひんやり。でも、ほんとちょっとだけ。
周りを見てみる。
人の影と言うか、生き物の気配すら感じられない。
雲間から太陽が出てきて実に気持ちがいい。
……はい。
これだけ条件そろったらもうこの欲求は止められません!
と、いうことでやっちゃいました海水浴!!
羞恥心やら良心やら常識やらすべて脱ぎ捨てて
母なる海に抱かれるべくドブン!
海に入った最初だけ若干ひやっとしたもののすぐに心地よく感じた。
いやぁ、この開放感はいったいなんだろう。
なんていうか、その、クセになりそうw
潮の流れが思ったより速そうだったので
ものの2、3分で海から上がりお日様で全身を乾かす。
いつかは堂々とこの海に入ってやる!と改めて心に誓い
自転車を再びこぎだした。
夜、宿の屋上に出ると
空にはちっちゃなちっちゃなビー玉をバラまいちゃったかのような
キラキラ輝く星々が一面に散らばっていた。
久しぶりに、天の川を見た。
天の川なんて見たの、一体いつ以来だろう?
こういうの見るとホント自分と言う存在が
何でもないような気さえする。
これぞ南の島な体験を満喫しちゃった3日目でした。
2/03/2008
宝島2日目。
朝ご飯の時に宿帳を見てみたら、
どうやら僕は今年4人目のお客さんのようだった。
お昼過ぎ。
これまでずっと降っていた雨が止んできたので
やっと宿の外へ散歩に出かけた。
お世話になってる宿「民宿 さんご礁」の入り口の風景。
向かった先は、集落の裏手にある小中学校。
日曜日だったからか、学校はとてもひっそりしていた。
なんか不法侵入のようで罪悪感を感じながらも
勝手に校門をくぐらせていただいた。
階段になっている校門を上がり、
右手に曲がると、そこに校庭が広がっていた。
その草が生い茂った校庭を見て、
純粋に羨ましいなーと思った。
僕の出身の小学校は、かつて高校だったらしく
100M走のスペースを直線で取れるくらい広い所だったけど
それでも、土と石ころだらけの校庭だった。
それが、この島の学校の校庭は緑の絨毯敷き!
こんな所を目一杯駆け回って遊んだらさぞ楽しいだろうなー。
校庭の傍らには、南国っぽい樹木(ガジュマル?)と
その木陰に据えられたベンチ。
そこにしばらく腰掛けて、
使われていないサッカーゴールと校庭を眺めながら
子供たちがはしゃいでる風景を想像してみた。
そういえば、
昔も夏休みで馬籠に行った時に
誰もいない小学校の校庭に入ってみたけど
休みの日の校庭って、
不思議な趣きがあるような気がする。
自分の学校じゃないのに、
そこに昔の自分が遊んでた風景みたいなのを呼び起こしてくれると言うか…
妙に温かい気持ちになります。
2/02/2008
到着、宝島!
明け方から各島へ寄り
宝島に着いたのは午後になってから。
初対面の宝島は、あいにくの雨模様…
着岸する時の感動を味わいたかったのに、残念!
鹿児島の南、世界遺産で有名な屋久島から
沖縄の手前にある奄美との間には
有人・無人合わせ12の島が点在しています。
そして、この島々を「吐噶喇(トカラ)列島」と言います。
琉球文化と大和文化の交わる特異な文化を残し
とっても興味深い土地であるにもかかわらず、
エアーで直行は出来ず
沖縄・奄美と屋久島という超メジャーな場所に挟まれている為
日本の中でもかなりのマイナーポイント。
その吐噶喇列島の最南端が「宝島」です。
船を降りると
宿のおじさんが迎えにきてくれていた!
お迎え付きとはなんともリッチな気分。
もう一人の方と一緒におじさんの車で宿へ向かった。
(ちなみに、旅行者ではなかったみたい)
宿に着くと、
中からママさんのとっても元気な声が出迎えてくれた。
この声聞いて、いい宿に来たなと思った。
そして、なんとお昼ご飯を作って待っててくれたのだ!
献立は、
鶏飯(けいはん)、ピーナッツ島豆腐、ポテトサラダ。
特に、奄美の郷土料理という鶏飯のなんと美味しいこと!
あまりに美味しくて作り方聞いちゃいました。
あぁ、携帯で撮った写真がぶれぶれなのが恨めしい!
「今、砂糖作ってるんだけど見てみるかい?」
雨でどこにも行けない僕を気遣ってくれたのか
おじさんが声をかけてくれた。
なんでも、昔の作り方でやってるらしい。
そんなの、見ないなんて言う分けないじゃーん!
と、2つ返事で連れて行ってもらう。
おじさん曰く、
「宝島以外でも、こうして手作りで黒糖作ってる所は
残ってないんじゃないかな?」とのこと。
しかも、今の時期しか作らないそう。
そんな奇跡のようなタイミングにちょっと感動☆
集落から少し上がっていった先の小屋に入ると、
中はあま〜い匂いともうもうと立ちのぼる湯気で溢れていた。
大きな木枠の中で、
サトウキビの搾汁(?)を煮詰め
おそらく、
濃さが頃合いになったのを見計らい
スコップですくって別の容器へ。
大鍋の中に移された熱々の黒糖汁は
コンクリを混ぜる時に使うミキサーみたいなので撹拌し
粗熱を取っていく。
少しでも気を抜いて手を休めようものなら
蛇花火のように
もこもこもこもこ膨張を始める始末!
恐るべし黒糖汁!
なんとか粗熱が取れた所で、
つぎは木型に流し込んでいく。
これで、成型と言う訳。
貴重な手作り黒糖の一部始終を大興奮で拝見しながらも
熱心に写真撮ってたら、
「取材の方?」と言われてしまったw
でも、確かに
取材するくらい価値のある事だと思うなー。
おばあちゃんに、
成型した際にはみ出た部分の黒糖をもらっちゃいました☆
出来立ての手作り黒糖のお味は…
濃厚!
ガツンと来る太かお味です。
その場で食べきるのがもったいなかったので
残してもって帰りました。
ちなみに2個もらったんだけど
毎回味が違うって言うので比べてみたら
確かになんかどっか違う。
この違いがまた、楽しい。
2/01/2008
出発。
by akiradhin |
目の前には、雄々しいと言う言葉がぴったりな桜島。
24時間前まで着ていたスーツを置き、
僕は鹿児島にやってきた。
これから、おそらく人生で最後になるだろう、そして
初めての期限のない旅が始まる。
実はかなり予定外?だったというか
着々と資金を貯めきれていなかったので
夢の世界一周は出来ないんだけど
もうこれが最後のタイミングだと思い
行けるだけ行っちゃえ!と、
またバックパックを引っ張り出してきた。
今から始まる直感任せの道中に興奮して、
「ウォォー、やるぞー!」
なんて吠えてみようかななんて思ったりもしたけど
実は、ここ鹿児島も結構寒くてそこまでの気も起こらず
桜島を前に、心の中でこの旅の無事をお祈りしたのでしたw
この旅の最初の目的地に選んだのは、
なんとその名も「宝島」。
昔、一目惚れして買った日本の島図鑑「シマダス」に
その名を見ていつか行ってやると決めていた島の一つ。
そしてその宝島と同じく、
九州と奄美の間に連なるトカラ列島にある島「悪石島」。
しかも、このトカラ列島がまたフェリーでしか行けないと言う
なんとも琴線に響くシチュエーション!
久しぶりの旅へのならし運転もかね
国内のこの島たちを選んだのでした。
そして、そのフェリーが出る鹿児島へやってきたと言う訳です。
フェリーの出航時間は夜中の23:50。
それまで、鹿児島の町をうろうろ。
そして、酒好きの僕にとって鹿児島はパラダイスのような所。
本場の薩摩料理と焼酎を頂くべくお店へGO!
その名も「焼酎天国」w
実は、ここ全国区で有名な居酒屋さんでして
いつかは行ってみたいと思っていた所。
そして、薩摩料理をアテにお湯割りをちびりちりびり。
見よ、このキビナゴ刺しの透き通った身の色!
旅立ちの前からこんなにいい気分になっていいんでしょうか?
おなかも満たし、港へ。
自分が乗る「フェリーとしま」を眺めながら
ふと、フェリーでの旅が初めてだと気付く。
乗った事あるのって、
久里浜〜金谷のフェリーと
知多〜鳥羽のフェリーぐらい。
フェリーで寝るのは初めてだ。
そう考えると、この体験もとてもわくわくする。
では、フェリーとともにこの旅のスタートォ!
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