こちらに来る前に
福岡出身の友達に
「福岡でオススメの店ってあるー?」
と、聞いて教えてもらっておきながら
自分が見つけたお店が気になって仕方なく
まだ東京にいる時点で予約をしてまで伺ってきました。
だってだって、
五島のサバをこれでもかって程堪能できるらしいんだもん。
焼酎もかなりあるみたいなんだもん。
サバ好き、酒好きとしては
これは黙って見過ごすわけにはいかないのです。
水炊きやもつ鍋は
それこそ東京でも食べられるんです。
でも、五島のサバの新鮮なのは
おそらく難しいんじゃないでしょうか。
と、自分を正当化させたのでありますw
18時オープンと言うことで
その時間に予約をしておいたものの
日田からのバスが遅れてしまい
一旦遅れる旨を電話。
そうすると、何事もないかのように
「大丈夫ですよ!ゆっくりいらして下さい☆」
と、なんとも心の広い応対。
土曜日と言うかきいれ時のしかもいい時間帯に
遅れてしまう失礼な輩にさえ
こんな爽やかな応対をしてしまうなんて!
それだけでいいお店決定。
食べる前から美味しいです、ハイ。
さて、
遅れると言いながらも
お土産も買わなきゃいけない身。
バスセンターのあった三越の地下で
適当にw買い込み、
急ぎ足でお店へ。
しかし、
福岡初上陸なんですが
百貨店が建ち並ぶような繁華街のど真ん中で
平気で道路沿いに屋台が連なっています。
交差点の近くで練炭くべてる店すらありました。
その横を平気でおまわりさんが通るあたり、
こちらの風営法ではまったく問題ないんでしょうね。
かなりアジアな印象で
ちょっと、いやかなり羨ましいです!
そして、
そんな屋台に普通に行列ができてるんです!
今時分はだいぶ外も寒いのにー。
いいなーいいなーこの食文化。
天神の交差点を中洲方面にひたすら歩くこと5分くらいかな?
目的地のお店、「きはる」さんに到着。
恐る恐る引き戸を開けると
イケメンの店員さん達がお出迎え。
「あ、お電話したものですが…」と言うと
「え?すみません、もう一度…」と言われてしまいました。
いやはや、
あまりの恐縮ぶりに声まで遠慮してしまってたみたいです。
カウンターに座りこの度最後の食事がスタート。
店内はカウンターを中心に、奥に座敷があるみたいでした。
こじんまりしてちょっと雑踏感のある店内が
京都時代にお世話になった店に似ていて
じつに居心地が良かったです。
お酒は、もちろん焼酎。
相方は三岳、僕はまずは川越。
昔、川越はあと何年も造れないかもって話を聞いた記憶があって
まだあったんだーと驚いたので注文。
そして、お料理。
まずはこれの為に来た五島のサバを
種類の食べ方で注文。
①泳ぎサバ刺し
なんでも、開店間際まで泳いでいたと言うこのサバのお刺身。
身の弾力が半端じゃありません。
ぷりっぷりではなく、ぶりっぶりなんです。
これはホントに鮮度が良くないと味わえません。
なんかサバを補食する大きな魚になった気分でした。
②炙りサバ刺し
皮目をバーナーで炙ったお刺身。
脂が程よくとけ、
かつ皮が香ばしくなって。
身も先ほどと変わり柔らかくなって。
あー、この脂の甘さがたまりません!
③胡麻サバ
そして、こちら。
種類の話かと思ってたんですけど大違い。
サバの刺身の胡麻和えと言った感じ。
甘めの味付けのゴマだれが
サバに実にあうんです。
これは初めての体験でした。
おいしーい☆
お家でも出来るかしら?
これ以外にも、
・さつま揚げ
・ありた鶏のとり天
なんかも注文。
さつま揚げは、まん丸のお団子で登場。
揚げたてであっつ熱!
甘い九州のお醤油とこれまたベストマッチ。
これまたお初だったのがとり天。
まぁ、唐揚げの衣が天ぷらの衣になっただけなんじゃないの?
なんて軽く考えてました。
そういえば、
熊本の扇温泉から日田に帰る途中とかでも
結構見かけたんです、このとり天なる文字。
道の駅でもお土産で売ってました。
食べてびっくり。
あら、おいしい。
唐揚げと違って下味は付けてない感じでした。
さくっとした衣の中から
ジュワッと肉汁溢れるぷりぷりの鶏肉。
おつゆとお塩の2種類で食べられたんですが、
お塩で食べるのが鶏肉の甘味が引き立って
個人的にはお気に入りでした。
ホントはもっともっと頼みたいメニューがいっぱいだったんですが
いかんせん帰りの飛行機が控えてるので
遅れたせいもあり、
かなり駆け足でいただきお店をあとにしました。
サバを心ゆくまで堪能できて実に幸せでしたが、
サバじゃない他のメニューの充実ぶりに
かなり後ろ髪引かれる思いがしましたw
次来れる機会があれば
今度はゆっくり味わいたいと思います。
ごちそうさまでした☆
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店名:きはる
住所:福岡市中央区春吉3-21-28-2F
電話:092-752-3312
営業時間:18:00~3:00
休日:日曜日
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