昆明で泊まっていたユースのスタッフに
普段あまり笑わない子がいる。
実は、チェックインのとき
その子が対応してくれたからか
僕にはすごい印象が強くて
最初のころは、
その子の印象を引きずっていたために
もう少し親近感のある応対してくれたら
とってもいい宿なのになーと
勝手に思ってたりした。
その子は、
レセプションにいるときは
ほとんど笑顔で応対してくれないのに
たまに階段とかですれ違うと
笑顔を見せてくれる。
その笑顔に
本当のその子を見た気がして
僕は一気にヤられてしまった。
この宿を出る前日、
早朝のチェックアウトだったので
どうすればいいのかを聞くことに便乗して
写真撮らせてもらえないか聞いてみた。
でも、その子からは
「ごめんね、写真好きじゃないの」
とお断りの回答。
「残念。君の笑顔がとっても好きだったのに」
その言葉には、
なんだか少し照れてくれて
「ありがとう」
と、短いながらも返してくれた。
今朝、
誰もいないレセプションのドアをたたくと
偶然にもその子が出てきてくれた。
宿のドアを開けてくれた彼女に
「笑顔を見せて」
と、言ってみたら
眠いはずなのに
少し笑顔を作って送ってくれた。
写真には撮れなかったけど
最後の最後に笑顔を見せてくれたその子。
まだ肌寒い街中を
僕は心持ちポカポカに感じながら
バックパックを背負って歩き出した。
7/19/2008
大好きな笑顔 昆明
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