2009年になりました。
新年です。
こういった機会をウマく利用して気持ちも入れ替えて
やっていきたいものです。
と、いうことで
去年を振り返りまとめてみようと思います。
去年一番の出来事、それはなんと言っても
仕事を辞めた事でしょう。
そして、
辞めた次の日から
旅に出ました。
初めて、国内を旅行でなくて旅してみました。
行き先は、かねてshimadas(シマダス)という島のガイドブックを買って
そこで目にしたときから絶対行ってやるんだと心に決めていた
「トカラ列島」の宝島と悪石島。
そこを皮切りに、
今度は海外へ。
台湾
ベトナム
中国北部:旧満州エリア→上海
中国南方沿海部:上海→香港
欧州:ヨーロッパ、モロッコ
チベット:香港→チベット→上海
最終目的地「カン・リン・ポチェ」にはたどり着けなかったけど
無事チベット入域も果たし帰国。
そして、一気に今(笑)
まぁ、なんて言うか
これで最後だと思ってまわった長期の一人旅。
それに尽きる一年だったと言う事です。
初めてアジア以外にも足を踏み入れ、
イスラム国家にも足を踏み入れました。
学生の頃やれなかった船(新鑑真号・蘇州号)での日本出入国も叶えました。
飛行機では味わえないあの旅情は病み付きになりそうですw
…と、各地での思い出話とかはキリがないので
いずれアップしていく日記に任せるとして、
僕の旅に欠かせなかったのがカメラと音楽。
カメラは出会いや体験のアウトプットとして。
そして、音楽は移動の時の良きパートナーとしてだけでなく演出の役割として。
言ってみれば黄昏れ助長アイテムです。
感動した風景やお気に入りのポイントに行って感情が昂ったとき、
まず目いっぱい五感でそれをフルに感じ取った後
いつもそこに合う曲や好きな曲を聴いてどっぷり世界に浸かってたんです。
その音楽の中で特に良く登場したのが
孙燕姿の「这一刻」。
それこそ、
济南でケンカした後の宿の屋上や
ユーラシア大陸の最西端「ロカ岬」や
チベットはシガツェのタシルンポ寺の裏山の頂上や
徐々に上海を離れていく帰りの蘇州号の中や、
本当に色んな場所で聞いてました。
「这一刻」という言葉、
英語名で「The moment」と書いてあるのでそう言う意味なんでしょうね。
今様の日本語で補足すると「今」ってことかな。
そう考えると、
なんとなく自分にとっての2008年というものが
その言葉でまとめられるような気もする。
この曲を聴くと、旅で出会った色んな人たちの顔や
これを聞いていた場所、その時の気持ちまで
こころの奥の方から温かい何かと一緒によみがえってくる。
2009年は、「这一刻」を大事にしながら
次の足を踏み出していこう。
2008年の素敵な出会いたちが
きっと未来の「今」に繋がると思うから。
ちょっとくさいけど、そんな感じ。
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