7/08/2009

カツサンド −日本橋 宇田川−

昼時にぽっかりと時間が空いたので
日本橋へ。

東京駅辺りからとぼとぼ歩いていってみた。
結構新旧入り交じったここら辺りの風景って好きかも。

ただ、今日はとても暑かったので
すぐに汗まみれ…。
もっとゆっくり歩けば良かったかな。

お目当ては、
日本橋宇田川の「カツサンド」。
なんでもこれはお店でも食べることの出来ない
お持たせ専用メニューなのだそうだ。

日本橋三越を左手に見て
新館と本館の間の道を右に曲がってしばらく行くと
こじんまりとお店がある。

ランチタイムだったため結構な人の入り。
引き戸を開けて帰るお客さんをよけて立ちすくんでいると
女将さんが「お一人さん?」と声をかけてくれた。

「あ、カツサンドをお願いしたいんですけど」
と言うと、15分程時間を頂ければ用意できると言うので
時間を見計らって戻ってくると約束して店を一旦出る。

カツサンドを取りにいくまで、
日本橋三越のB1へ。

食品やらスイーツやらを見て
一人でキャッキャとテンションを揚げるw
緑寿庵の「金平糖」や(ヨーグルト味が出てた)
老松の「夏柑糖」に思わず手が伸びそうになったけど
グッとこらえる。
でも、一番気になったのが源吉兆庵の「陸乃宝珠」。
求肥にくるまれた大粒のアレキサンドリアを
ひんやり冷やして食べたら、
幸せだろうなぁ〜。

スイーツはあきらめたものの
密かに買おうと決めていた
原了郭の「黒七味」を購入。
なんだかんだ今まできちんと買ったことなかったので
じっくりと味わおうと思う。

定期的にお店にくるアメリカのお客さんが
とってもこれを気に入り、
こないだいらした時は
朝ご飯のオムレツやら、スープやら
それこそなんにでもかけてるって言ってたっけ。
ちなみに、その時“ふりかける”って単語がわからず
『sprinkle』って教えてもらった。

宇田川に戻り、無事「カツサンド」を受け取る。
娘さんと思われる若女将が
「次回ご入用のときは是非お電話いただければあらかじめご用意いたしますので」
と、ショップカードをくれた。
家族経営らしく、とっても気さくなカラーのお店だった。

天気がよかったので外で食べようと皇居前の公園へ。
うまいこと日陰になっているベンチに腰掛けランチタイム。

まずは、包みの様子。
実にシンプルでいいですね。
こういうデザイン好きです。
筆記体?っていうのかなー、
僕らの世代なんかじゃちょっと読めない崩した書体に
けっこうときめいたりしますw

では、ご開帳。
ババン!


おぉ!なんとも肉厚なヒレカツサンドが4枚!
パンおまけみたいになってるw

では、いただきます!
けっこう口を大きく開けてかぶりつく。

肉はボリュームの割にヒレなのでしつこくなく
これなら胸焼けもせずこの量でもペロッといけちゃう感じ。
ソースは程よく甘め。
キャベツはしゃっきり感がしっかり残っていて
柔かしっとりなパンがそれらを上手くなじませてくれてる。
でも、一番印象に残った点と言えば、
きちんとお肉を食べてるって感じられたことかな。
衣のサクサク感やソースの濃い味で食べてる感を出してるのではなくって
お肉が主役になって、絶対的なそのボリュームで
充実感をしっかり味わえる。

お値段はそれなりだけど
それもその筈な、納得のお味でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
店舗名:日本橋 宇田川
住所:東京都中央区日本橋本町1-4-15   
TEL:03-3241-4574
営業時間:11:00〜14:00、 17:00〜21:00
定休日:日・祝
料理:カツサンド(お土産専用)
価格:¥1,700
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