ホテルに戻り、ロビーのソファへ。
気がつくと、
隣のソファにも日本人が数人。
でも、何やら携帯を使って話をしている。
おまけにダッルフコートなんぞ着てるし、
なんだか旅行できてる感じに見えない。
そんな事思ってたら
向うから話しかけられ
しばし雑談。
盛り上がってきたところで
「僕たち今から面白いところ行くんだけど来る?」
なんて言われ、
旅は道連れというし、
のっとかない手はないと、OKした。
なおとさんとは、
電車の時間があるからココでお別れ。
それでは良い旅を。
行き先も分からないまま、僕はタクシーに乗り込んだ。
動き出してから、
ようやく行き先を教えてもらう。
「コーヒーショップ」
え?コーヒーショップ?
あのー、僕コーヒー飲めないんです。
え?ビールもあるから大丈夫???
コーヒー飲むのに会員制???
さっぱりわからん。
なんでも、中国で働いてる人から紹介してもらったらしい。
さらに教えてもらって、ようやく形が見えてきた。
どうやら風俗の類いらしい。
コレで点が線になった。
そうこうしてるうちに、タクシーが止まった。
カーテンで締め切りにされてる店に入ると
そこには、テーブルが2つ。そして、椅子。
ていうか、それだけ。
というのは、言い過ぎで
2つあるうちの手前のテーブルにはオネエサンたちがいた。
僕らが案内されたのは奥のテーブル。
不幸中の幸いか、
ここは隣に座ってという事はいっさいなく
何もしなければ、飲み代だけで済むらしい。
途中までは、100元。最後までだと300元。
時間制限はなし。
など、色々のいらない情報を教わってしまった。
ココ上海では、規制が厳しくなる一方で
こういう店は地下に潜ってしまうらしい。
しばらくして、2階から人が降りてきたので
またタクシーに乗り、宿に戻った。
何とも気分が悪かったが
これもまたリアルな上海の一つには違いなかった。
鄧小平の腕は、明日を指そうとしていた。
2/14/2002
2002年2月14日⑦上海
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