陽朔二日目。
朝方降ってた雨もあがってみたいなので
マウンテンバイクを借りて、
いざ近くにあるとわかった「石頭城」へ。
宿のマスターに聞いたら
「2時間30分はかかるよ、遠いよ?」
と言ってたけど、
こういう時って大体みんな多めに言うじゃない?
だからきっとそんなにかからないだろうと
たかをくくって出発。
宿を出るとき、目的地とは反対方向へ。
実は、もらった観光マップの中に
自転車用のサイクリングロードがあるらしく
どうせならそこを通って風景でも眺めながら行こうと思ったって訳。
しかし、これが大誤算。
途中までは順調にきてたんだけど
舗装された道路から脇に入ってからと言うもの
道標はないし、現地の人に聞いても
よく分からないようだし…
それでも、地図を見せながら
そっちにいけることを確認しつつ
進んでいったのだけど
ついに、道がなくなっちゃった…
うーん、これはもうどうしようもないな。
ということで、ホテルのほうへ引き返すことにした。
昼飯を取り、時間を見ると15時前。
よし、再トライするか!
と、ペダルを漕ぎ出す。
いやー、こっからが長かったw
ひたすらこいでもこいでも一向に目的地は見えてこない。
しかも、アバウトな地図しか持ってないから
行き過ぎてないかとか色々不安になったり。
それでも、おしりの痛みと我慢比べしながら
なんとか最初の目的地、葡萄鎮に到着。
で、こっから曲がらないといけないのだが、
バイタクの運ちゃんに聞いたら
「自転車じゃ遠いから乗っていきな」と言うばかり。
しかも、50元で往復ときたもんだから
そんな値段に負けたくないと、
ついつい身体はかなり疲れてたものの
再びペダルを漕ぎ出す。
葡萄鎮から石頭城までの道は
舗装がされてないばかりか
かなり大きな石がごろごろしていて
走るたびに振動が身体に響く。
正直、自転車で来てしまったことを後悔…
それでも、宿を出てから2時間40分後
無事、石頭城に到着!
アレ?でも表示は「古石城」になってるw
到着の感慨に浸るのもそこそこに
村の中に入ってみる。
かつての「宝山」のように
目を奪われるような雰囲気がしっかり残った所ではなかった。
すでに、新しい家には煉瓦が使われていて
古くからの石で作ってある家は
寿命とともに消えていく運命のようだ。
それも仕方のないことだなと思いつつ
なくなる前にこういう村が見れたことをうれしく思った。
それに、ここまでの道中で見た
あの山と田園風景の綺麗なことと言ったら。
もう、それが見れただけでも
おしりの痛みに耐えてペダルをこぎ続けてよかったな、と。
ちなみに、
帰りは下りが多かったからか1時間40分で陽朔に到着!
久しぶりに身体を酷使したから
夕食で飲んだビールが実に旨かった!
6/20/2008
石頭城
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