1/23/2009

春のしらせ

新しいスタートの報告をしに、
ご先祖様に会いに行ってきた。

次は、もっといい報告が出来るように
頑張ります。

帰るとき、
お寺の入り口付近にあった梅の木を見たら
もういくつか花を咲かせていた。




気候的にも温かかった今日。
まだまだ遠い所にある春だけど、
そのしらせを視覚的にも温度的にも少しばかり感じ
自分の再スタートと重ねてみたりした。

1/22/2009

かぼちゃ

かぼちゃ。

漢字で書くと、「南瓜」
またの名を、「南京」

テレビを見てたら
NHKの「びっくり法律旅行社」という番組で
カンボジア、アンコールワットの事をやっていた。

シェムリアップすごい都会になったねーなんて
昔を思い出しながら見てたんだけど、

クイズみたいな場面で、回答者の人が
「カンボジアならではってことなら、かぼちゃですかねー」
と、言っていた。


え!?

なに?そのカンボジアならではって?


その言葉に気を取られ頭の中で
「かぼちゃ」を反芻してみた。

かぼちゃ→かぼちや→かぼじやかんぼじやカンボジア

!?うへぇ、転じた!?(そうか?)

南の瓜って書くくらいだし、南から来たんだろうとは思ってたけど
まさかカンボジアとはねー。
こりゃ知らなんだ。

wikiを転用すると、
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「カボチャ」という語はポルトガル語の「Cambodia abóbora
(カンボジャ・アボボラ、「カンボジアのウリ」の意)の後半が略されたもの。
逆に前半を略してボーブラあるいはボーボラと呼ぶ地方もある。
南瓜の漢字は中国語の南瓜(ナングァ nánguā)に由来する。
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と、ある。
加えて、別に原産がカンボジアと言う事ではなくて
日本にはポルトガル人がカンボジアから持ち込んだかららしい。

てか、カンボジアって昔から国名そのままなんだねー。
それもすごい。

どうでもいいけど、
wikiのカボチャのページに
カボチャつながりでスマパン(Smashing pumpkins)の事が書いてあって、
久しぶりにスマパンを聞いてみる。

相変わらずビリーの世界観とメロディーがとっても好きだ。

wikiには書かれてなかったけど、
カボチャつながり?で言うと
ジャーマンメタルバンド、Helloweenも好きですよ。
中学時代が懐かしいw

1/21/2009

中国映画の全貌

横浜で稀少となったミニシアター系映画館、

「シネマ ジャック&ベティ」
かの私立探偵濱マイクの家のモデルとなった
横浜日劇の向かいにある映画館です。
残念な事に今は日劇は取り壊され、
某ラ○○○○マンションの建築工事が行われています…

以前から、
「雲南の花嫁」
「ルオマの初恋」
「女工哀歌」

などなど、
たくさんの好い映画を上映してもらい
かなりお世話になっているんですが、

ネットでニュースチェックしてたら、
こんな記事が!


映画館のサイトに飛んでタイトルをチェックすると
これまた素敵そうなのがズラリ☆

よりによって、大好きな中国映画の特集とは…じゅる。

パッと見ただけでも
「さくらんぼ 母ときた道」
「小さな赤い花」
「天安門、恋人たち」
が見てみたいなー。
その中でも、群を抜いて気になるのが
「天安門、恋人たち」

なんてったって、テーマがテーマですから。

去年芥川賞受賞した揚逸さんの「時が滲む朝」と
言ってみれば似たようなイメージかな。
恐らくそれよりもディープに切り込んだ作品に違いない!
公式HPの予告を見た限りではそう思った。

いかんせん、中国国内での上映禁止だもん。

「ワイルドスワン」
「マオ」
「時が滲む朝」
と、天安門事件が絡む作品を読んできただけに
それを体験した世代の中国人の人たちが
事実と現実をどのように受け止め描写してるのか…
気にならずにはいられない作品です。

性描写がとても激しいとう触れ込みも
これまでの中国映画の枠をぶち破っていて
期待させてくれます。

よーし、経済活動するぞー!

1/20/2009

旅立ち、別れ。

日本に帰ってきてから早5ヶ月目。
やっとこさ社会復帰のメドが立った。

でも、あくまでもこれは入り口。
前回のようにいつの間にか本来の目的を曖昧にしないようにしよう。

新たな一歩を踏み出すべく、
その足下を飾る靴を買いにいった。

これで、
去年ヨーロッパからチベットまで一緒にまわった↓の靴ともお別れ。

靴ひもを通すリングは外れ、
靴底には穴が空き水たまりを踏めば染みてきてしまう…
写真だとそこまで伝わらないけど、
ホントぼろぼろになるまで一緒でした。

これで、本当にあの旅を手仕舞い出来たような気さえします。

…たくさんの思い出が詰まってるんだよね。
この文を書きながらも色々な事が思い出されてきて
なんだかお別れする事にためらう気持ちも湧いてくるけど
きっちり踏ん切り付けなくちゃ。

ありがとう。

で、ちょっと気になって買った時の写真を引っ張りだしてきた。↓
まっさらじゃん!?
こうして比べると履き潰したのがよくわかるw


パンツの丈直しをしている間に
KIDDYLAND原宿店へ。
1Fの奥に、前職で営業かけた商品が
今も健在どころかきちんとコーナーとして展開されていた。
あのとき信じてやった事が間違ってなかったんだと言ってもらえたような気がした。
店内にいる数多の外国人観光客がはしゃぐ姿を見て
日本の商品力、イマジネーションを具現化する力はやはりすごい武器なんだなーと思った。

戻りしに交差点で美容室の人に声をかけられた。
「最近、カットの予定とかを考えられたりしてませんか?」

多分、カットモデルってことだったんだろうけど
こないだ切ったばかりなのに
そんな風に言われた事にビックリしてしまい、
ぶっきらぼうに「ないです」と答えてしまったw
自分の中ではかなり小綺麗にしてるつもりだったので
結構ショックだった…

佐野味噌醤油店

用事があって亀戸へ。

訪問先へ向かう途中、何とも素敵なお店を発見。

のぼりには「佐野味噌醤油店」なる文字が。

問屋さん?と思って覗いてみると
そこにはおびただしい数の味噌樽が!

予定までけっこう余裕があったから
すかさず入店。

味噌を始め、乾物・調味料・漬け物・梅干しetc.

もう、見ているだけで大興奮w
特に味噌は、そのビジュアルインパクトからして
ものすごい存在感。
樽から円錐形に盛り上がって整えられてる姿は
美しいの一言!

なんだよー、ここにもアツい人たちがいるんじゃん!
先日ガイアの夜明けで取り上げられていた、
名古屋の「熊野屋」みたいな店が東京にもあったなんて!

なんだかとっても嬉しくなって、そして勇気をもらった。

1/19/2009

強く儚い者たち

この港はいい所よ
朝日がきれいなの
住み着く人もいるのよ
ゆっくり休みなさい
疲れた羽を癒すの


Coccoの「強く儚い者たち」を聞いていたら
↑の歌詞でふとチャネルが繋がった。

それは、5年前の東南アジア旅行の時のワンシーン。




ベトナムのホーチミンからホイアンへ向かうバスは、
夜中にとある集落で休憩の為に停車した。

そこは休憩所もかねる(?)ホテルだった。
バスの中で縮こまった身体を伸ばしホテルに入っていくと
食堂とおぼしきスペースの向こう側に
真っ暗ながらも海のような光景が広がっていた。

テラスで夜風に当たりながらその光景を眺めていると、
遥か向こうの視線と同じ高さに、
いくつもの灯りがゆっくりと横に移動していた。
闇に浮かび上がるその橙や黄の灯りは
まるでナウシカの最後の方で出てくるオウムの大行進のようだった。

吸い込まれるようにその光景を見つめていたその時、
ふとすぐ後ろから女の人の声がした。

「どう?いい所でしょう?日本人も結構来るのよ。
 バスは明日も来るし、泊まっていったら?」

声の主は、ここのホテルのオーナーの外国人女性だった。

「そうだね、もし気に入ったらそうするよ」

そう答えた僕は、
結局エンジン音をあげ始めたバスに足を向かわせた。




そんなワンシーン。

「クイニョン」たしか、彼女はその場所をそう言ってたっけ。






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1/01/2009

2008→2009

2009年になりました。


新年です。

こういった機会をウマく利用して気持ちも入れ替えて
やっていきたいものです。

と、いうことで
去年を振り返りまとめてみようと思います。

去年一番の出来事、それはなんと言っても
仕事を辞めた事でしょう。

そして、
辞めた次の日から
旅に出ました。

初めて、国内を旅行でなくて旅してみました。
行き先は、かねてshimadas(シマダス)という島のガイドブックを買って












そこで目にしたときから絶対行ってやるんだと心に決めていた
「トカラ列島」の宝島と悪石島。

そこを皮切りに、
今度は海外へ。

台湾
ベトナム
中国北部:旧満州エリア→上海
中国南方沿海部:上海→香港
欧州:ヨーロッパ、モロッコ
チベット:香港→チベット→上海

最終目的地「カン・リン・ポチェ」にはたどり着けなかったけど
無事チベット入域も果たし帰国。

そして、一気に今(笑)

まぁ、なんて言うか
これで最後だと思ってまわった長期の一人旅。
それに尽きる一年だったと言う事です。

初めてアジア以外にも足を踏み入れ、
イスラム国家にも足を踏み入れました。
学生の頃やれなかった船(新鑑真号・蘇州号)での日本出入国も叶えました。
飛行機では味わえないあの旅情は病み付きになりそうですw

…と、各地での思い出話とかはキリがないので
いずれアップしていく日記に任せるとして、
僕の旅に欠かせなかったのがカメラ音楽

カメラは出会いや体験のアウトプットとして。
そして、音楽は移動の時の良きパートナーとしてだけでなく演出の役割として。
言ってみれば黄昏れ助長アイテムです。

感動した風景やお気に入りのポイントに行って感情が昂ったとき、
まず目いっぱい五感でそれをフルに感じ取った後
いつもそこに合う曲や好きな曲を聴いてどっぷり世界に浸かってたんです。

その音楽の中で特に良く登場したのが
孙燕姿の「这一刻」。
それこそ、
济南でケンカした後の宿の屋上や
ユーラシア大陸の最西端「ロカ岬」や
チベットはシガツェのタシルンポ寺の裏山の頂上や
徐々に上海を離れていく帰りの蘇州号の中や、
本当に色んな場所で聞いてました。

「这一刻」という言葉、
英語名で「The moment」と書いてあるのでそう言う意味なんでしょうね。
今様の日本語で補足すると「」ってことかな。

そう考えると、
なんとなく自分にとっての2008年というものが
その言葉でまとめられるような気もする。

この曲を聴くと、旅で出会った色んな人たちの顔や
これを聞いていた場所、その時の気持ちまで
こころの奥の方から温かい何かと一緒によみがえってくる。

2009年は、「这一刻」を大事にしながら
次の足を踏み出していこう。

2008年の素敵な出会いたちが
きっと未来の「」に繋がると思うから。

ちょっとくさいけど、そんな感じ。