9/05/2011

2011夏休み 其ノ参

皆様とお別れし、田中さんにはお見送りまでしていただき
(社内での会話は本当に楽しかったですし嬉しかったです)

電車に乗って、今宵のお宿のある唐津に到着。

唐津。

唐津焼やら海鮮やら何やらで
なんだかんだ馴染みの深い町。でも、初訪問。

結局時間的都合で、
川島豆腐店さんも土平窯さんや土房しんさんや燻やさんあたりには
どこにも行けず。

ま、仕方ない。

糸島を離れる前に
ご当地名物?だという「牧のうどん」をいただいたので
お腹はけっこうふくれてたんだけど
唐津に来たらお寿司を食べるんだ!と決めていたので
諦めきれなくって一人夜の唐津をお寿司を求めてぶらり。

行き着いた先は、
駅からそこそこ離れているお寿司屋さん「酔虎寿し」さん。

カウンターにちょこんと座ると
大将らしき板さんがいらしたので
お腹がいっぱいなんだけど、どうしでもお寿司を食べたかった旨を説明(笑)

そしたら、
少ない数でお任せで握ってくれるとの事。
ありがたやです。

ちなみに、時間が遅かったからか
カウンターには僕独り。

なんだか贅沢で気持ちいいけど申し訳もなく...

そんなこんなでお寿司がやって参りましたよ。

まずは、あら。別名「クエ」ですね。


コリコリとした食感と淡白な味わいに
酢橘のアクセントが爽やか〜。

そして、2貫目は撮る前に食べてしまって存在すら忘れてしまいw
3貫目が〆さば。


脂の乗った鯖のうまい事この上無しですよ。

4貫目も撮り忘れたんだけども、
これはうにの握り。軍艦じゃなくて。
甘味の強い雲丹がこれまた至福。

さてさて、そして穴子。
適度に香ばしく、でも口の中ではらりととろける食感は素晴らしい☆

よくテレビでやってるお寿司屋さんとかでネタが大きいのやってるけど
個人的には、やはり何事もバランスを崩したら美味しくもないし美しくもない。
一口で食べきれるシャリとネタこそ美しい。
口の中でシャリとネタがきちんとほどけては一緒になる。
だからこそ美味しいと思うんです。

ま、それはさておき。

実は、当初ココまでの予定だったんですが
あまりにも美味しくてするりと胃の腑に収まってしまったんで
追加でリスタートw

仕切り直しは、
まず河豚のタタキから。

うんうん、ステキな仕切り直し♡

このあと、
勘八、大トロと続きまして
最後は爽やかな芽葱で締めました。

イカが食べれなかったのは残念だったけど
こちらの海の幸のおいしさは充分に堪能させていただきました!

酒もきちんと地のものを出されていて
とっても嬉しかったです!

ごちそうさまでした☆

ほろ酔いの身にまかせて、
線路を越えて唐津の歓楽街?繁華街?をぶらり。

こういうところを歩くのがとっても大好き。
表も裏も見てみたいのです。

その区画の中で目にした廃墟。
この界隈は、町が元々城下町だからかしっかりした古い建築物が多いなと思った。

ここも、おそらく宿だったんだろうなと。

こういう建物が朽ちていくのは惜しいなーといつも思う。

もう一回同じの造れと言っても技術やら法律やらで難しいはずだもの。
年月を纏った建物というのは、
とてもじゃないけどマネなんて出来っこない。
これ自体が歴史なんだもの。

でもね、こういうお店も発見。
建物はまだまだこれから味が出てくるかなーなんて思うけど、
この佇まいで餃子ってのがイイ!
そして、それ一本で勝負してるのが実に潔い!
(入ってみたらどうか分からないけどw)

なんて徘徊を楽しみつつ
唐津での夜は更けていったのであります。


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