2/14/2002

2002年2月14日⑤上海

なおとさんのバッグを買いに再び市場へ。

またあのやり取りを繰り返す訳だが、
今回のねーちゃんはさらに強敵だった。

スタートは100元。
だいぶ粘っても、70元でしか下がらず。
一旦引き下がり、ほかの店を物色するも
結局良いのが見当たらず、
もう一回さっきの店に戻る。
「アイヤー(叫)アンタ達また来たの!?」
なんて目を丸くしながら寄ってきた。
で、さっきのバッグはやっぱり70元…。

何やらマーク(ロゴ)を指している。
「これはブランドもんなのよ!だから値引きするのが土台無理な話なのよ。わかる?」
とでも、言っているらしい。

ごめんよ、所詮ブランドネームなんて買い手が知らなきゃ
なーんの付加価値も生まれやしないのよ。
あなた達にとっては、高いブランドでも、それを知らない僕らにとっちゃ
猫に小判、豚に真珠、馬子にも衣装(←違う)ってわけ。

60元で挑んだら、
「アンタ達これ以上アタシを困らせないで!(怒)
弾き出してきた数字は、
『69.999999999』!!!

ねーちゃん、芸人になった方が良いよ。
アンタのそのセンス、俺は好きだよっ!
でも、1元も下がってないじゃんっ!!

結局、そのあと数回粘って
65元で交渉は成立。
市場での目的を果たし地下鉄に乗り込んだ僕らは
ネットカフェに行こうということになり、
蒲江飯店から上海駅に針路を変えたのだった。

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