7/30/2009

VIVA!! 手仕事。

仕事前に本屋へ寄ったら、
またまたMeets Regionalがやってくれてました☆


今度は、東京の老舗やら若手職人やらの
手仕事品を集めた特集です。

先日買った[Discover Japan]の民芸やらなんやらの所で出てきた
「手仕事」という言葉が自分の中でストンと腑におさまり、
いいキーワードだなと思ってた矢先のこの特集。

しかも、
京都じゃなくて東京、花のお江戸なんだから。

パラパラめくってみたら
あるわあるわワクワクさせてくれる職人さんたちと商品たち。

知ってる所も何店か載っていて
なんだか自分のことのように嬉しかった。
(ちなみに全然面識ないですけどね。一方的な片思いですw)


中でも一番目を引いたのが
京橋にある白木屋傳兵衛という江戸箒のお店。

ちょっと、三条河原町にある内藤商店を思い出したw

そこに紹介されていた「掃印」の掛けとさかと言う商品。
もうルックスがこの上なくかわいい。
そして、それが実用性を追求した上で行き着いたデザインだと言うこと。
まさに「用の美!」




白木屋さんのサイトで見当たらないなーと思ってたら
「掃印」は白木屋さんとデザイナーの大治将典さんによって
「そばに置いておきたくなる」をテーマにデザインされた
新しい掃除道具のブランドらしいです。

ちなみに、
ここで買えるらしいです。→ ZUTTO

せっかく仕事場が近いんだから
こんど白木屋さんに行ってみよーっと。


現実がやって来た!

家に帰ると、

机の上にA4大の封筒で郵便物が。

受験日からおよそ40日。
ついにHSK(漢語水平孝試)の結果が送られてきました。

試験が始まった数分後には
この試験を受けるにまだまだ値しない中国語力だと言うことを
嫌と言う程思い知らされたあの日。

言ってみれば、
この試験結果を見るまでもなく
リスニングと単語数をひたすら磨けと言うことなんです。

単語がわからなければリスニングなんて出来やしない。
だから、単語を増やしつつリスニングを地道に鍛える。
と、頭ではわかってるものの
では試験後の40日間、
モチベーションを保って続けられていたのか?
自分に問いかけるも自信を持って首を縦には振れない。

まぁでも、
見ないと気持ちが落ち着かないし
現実を知って今後のモチベーションアップに繋げたいし。
いや、もうそんなことぐだぐだ言う必要もないか。

封筒にハサミを入れ書類を取り出す。
すると中からさらに封筒が出てきた。
そして、その封筒を開けると2枚の紙が。

1枚は、証書。
そしてもう一枚は成績表。

結果は、C級。
ん?
HSKって級数数字じゃなかったっけ?
もしかして数字ももらえない程点数低かったってこと???

と、少し焦りましたが
一応数字で言う所の3級だそうです。

・・・って、初等の一番下じゃんw

わかっていながらもショックには違いない。

何が足引っ張ったんだろうと見ると、
やっぱりリスニング。
ダントツの悪さ。

これが改善されないと
いくら他が点数良くてもどうにもならんのがHSK。

11月に向けて、改めて気持ち切り替えて取り組みます。

こないだ中国からの(香港?)お客さんとも会話が続けられなかったし
まずは単語!そしてリスニング!


7/22/2009

皆既日蝕をとおして

今日は、日本で見られる46年ぶりの皆既日食だった。


去年、旅で回ったトカラ列島の悪石島が日本で一番長く観測できると言うことで
ここ数日というもの、悪石島はものすごい露出だった。

おそらく、僕が生きてきた中で
一番多く「トカラ列島」そして「悪石島」という単語を
メディアで目にしたり耳にしたりしたと思う。

思えば当時、宿のおじさんとお酒を酌み交わしながらその話を少しばかり
やり取りしたのを思い出す。

こんなにもトカラ列島の名前が全国的に知れ渡る機会だと言うのに、
島にたくさんの人たちがやってくると言う機会なのに、
旅行会社が島には全くお金を落とさないようなやり方をしてるなんてことや
その昔、島外からの人がもたらす影響が
少なからず島の人たちにとって良い印象を与えなかったこと、などなど。

その中でも特に印象に残ったのは、
「食べていければそれ以上は望まない。」
「吐噶喇は、日本で最後まで古き良き姿を残していきたい。」
というフレーズだった。

今回、メディアから届く報道を見ていて
心ない人々の行動がやはり彼らの経験則に基づく心象に
更なる追い討ちをかけたのではないかと心を痛めた。

彼らの自己中心的な振る舞いは
本当に百害あって一利無しだと思った。

自分たちの利害だけを押し付けて居直るなんて
どういう精神構造がそうさせるのだろうか?

------------
そんな悪石島をはじめとしたトカラ列島付近の皆既日食帯は
せっかくの歴史的イベントにも関わらず
あいにくの天気となってしまい、
肉眼でその御姿を拝謁することは叶わなかったらしい。

テレビをまわしつつ
民放がこぞってトカラ列島から
残念な生放送を垂れ流しているのを
心のどこかで複雑な気持ちで見ていたら
なんと、NHKだけは
立派な皆既日食の映像を単独で配信してくれていた。

どうしてNHKだけが???
それもそのはず、
なんと中継地がトカラ列島ではなく
小笠原諸島の硫黄島だったのだ。

この情報が瞬時で集められる現代において
NHKだけがきちんとそれを伝えることが出来たこと、
民放がトレンドとしてだけでしかそれを追っていないこと。
そんなことを思いつつ、
一般の人が自由に立ち入ることが出来ないと言う硫黄島からの
二重に貴重なその映像を見ながら
僕はNHKの情熱に心を動かされた。

そして、何よりも感動したのが
そのNHKの番組内で
コメンテーターとして参加していた宮本亜門氏が発した言葉だった。
「私たちは活かされてると言うことを感じずにはいられません」
そんな感じの内容だったと思う。

太陽と言う
普段当たり前のようにある存在の有り難さ。
それが日々僕らに与えてくれてる恩恵と言うもの大きさが
この皆既日食を通して肌身を持って感じられたと思う。

だからこそ、
日食を見た人たちはその価値観を根底から覆されるのだと思う。

僕らは世界の構成要素の一員であるだけにしかすぎず
それ以上でもそれ以下でもないはず。

今回の現象が、
僕らにそういう謙虚で客観的なモノの見方を思い起こさせてくれる
きっかけであることを切に願うばかりです。



そうそう、
なんだかんだこの皆既日食、テレビで見ただけでもすごい感動しました。
だから、いつか世界のどこかでこの目でしっかりと見てみたいと思います。
願わくば、大切な人たちと一緒に。
この感覚はやっぱり共有し、受け継いでいった方がいいと思うから。




7/19/2009

石挽きそば 蕎真(きょうしん) -綱島-

久しぶりの連休。
昨日の「朴念仁」で蕎麦づいてしまったらしく
今日は近場のお蕎麦屋へ行こうと
いくつかあった候補の中から最も近い同じ横浜の綱島へ行ってきました。

店名は「蕎真(きょうしん)」。

綱島駅を東口に出て、
綱島街道を伝って鶴見川を渡りそのまま道なり。
樽町の交差点を越えて少し行った所、街道沿いにあります。

開店前に着いたので、
それまでお店の前で期待にワクワクしながら待機。

すると、
中から店主と思われる男性が暖簾を出しながら
「お待たせいたしました。どうぞ」
とにこやかに挨拶をしてくれました。
その後に顔を出された奥様にも
何とも素敵な挨拶をされ、
その声に促されるまま中へ。
このちょっとしたコミュニケーションで
来てよかったな、と思ってしまいます。


このうぐいす色の暖簾に、
左隅に遠慮がちに入った屋号。
さりげないところのセンスの良さに
僕の大好きな京都の匂いがしてとても嬉しくなりました。


店内はカウンターとテーブルが3席だったと思います。
蕎麦までのアテに、鴨ロースとビールを注文。

本当は日本酒と行きたい所だけど
暑かったので喉がビールを欲してましてw
ちなみに、燗が「月桂冠」、冷やが「くどき上手」でした。


ビールと一緒に出てきた付出しの蕎麦味噌がこれまたおいしい!
香ばしい煎った(と思われる)蕎麦の実と甘めの味付けの味噌。
これだけで日本酒だったら相当いけるなーなんて思っちゃいました。

そんなこと考えてる間に鴨ロース登場。

青森産のバルバリー種という鴨を使用しているそうです。
これがその、実に美味しい。
ベタな表現になってしまったけどw
肉の旨味がものすごいしっかりしていて
噛む程にジュワッと口に肉汁が溢れます。
そして、燻香みたいな香りがいいアクセントになっています。
ソースの甘さも実にぴったり。
白髪葱の揃った細さあたりに仕事の丁寧さを感じました。

それにしてもこの鴨肉、脂身がずいぶんと少ない。
今まで鴨肉と言えばしっかりとした脂身の層があるもんだと思ってたんですが
ここの鴨肉はむしろほとんどない。
これと肉の滋味、関係ありそうだなぁ。

これなら赤ワインもいいなぁなんて思わず顔がにやけてしまいます。


そして、本命の「手挽きそば」。
一日限定10食。
それだけ手間がかかると言うことなんでしょう。

目の前に現れたお蕎麦を見て目を輝かせずに入られません。
蕎麦の粗さがしっかり残った粒感。
十割なのに爽快な喉越しを予感させる瑞々しさ。


まずは、
そのまま手繰って香りを。
実に爽やか。
口に入れると蕎麦の実の香りが小気味良く鼻から抜けます。
あぁ、これこれ。
お蕎麦の味と香りってこう言うものなんだと感じさせてくれます。

つゆは、とっても力強い印象。
でも、このしっかりとしたお蕎麦とぴったり。
喉越しも良く最後までその瑞々しさを味わえました。

これで単価¥1,000は正直すごいリーズナブルだと思います。

そば湯は、注ぐときはサラッとした感じだったのに
飲んでみると舌の上でしっかりとろみを感じ
蕎麦の旨味がギュッと詰まってました。

僕がお蕎麦を好きになった原体験を思い出させてくれる
実にいいお蕎麦屋さんでした。

こんなお蕎麦屋さんを徒歩圏内に持ちたいなーと
綱島引っ越し計画まで脳内で暴走させてしまった初夏のお昼時でしたw

今回天ぷらを食べられなかったので
次回はしっかり天ぷらもいただきたいと思います。

贅沢を言えば、
お酒を神奈川のものにしてくれるとありがたいなぁ。
ま、これはあくまでも願望と言うことでw


ごちそうさまでした☆

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
店名:石挽きそば 蕎真(きょうしん)
住所:横浜市港北区樽町2-1-7
TEL:045-531-1444
営業時間:11:30〜15:00,17:30〜20:00
定休日:水曜日
備考:手挽きそば ¥1,000
   鴨ロース¥1,200 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

7/18/2009

朴念仁 -伊豆修善寺-

レンタカーを借りて伊豆は修善寺まで行ってきました。

お目当ては、朴念仁というお蕎麦屋さん。
蕎麦好きの間では言わずと知れたお店だそうです。

連休中だから、高速は使わず下で行こうと思った僕が大間違い。
向かう先々で車はちんたらとしか進まず、
結局修善寺に着いたのは13時も後半…。

これはヤバい。
ただでさえお腹がすいていて、
且つそれまでの道中でストレスがたまりイライライライラしていると言うのに
こんなに遅くては目的のお蕎麦をいただけないと言う
最悪のオチが付いてくるのではないか!?
しかも、僕ならむしろあり得る気が…

あきらめることなく温泉街を歩きお店にたどり着くと
お店の外にはまだ待ちのお客さんが。
これはまだ行けるかも?と確認してみると
まだ受け付けていました。ホッ。



お店は、昔の建物(民家?旅館?)を使用しているらしく
なかなかに風情があります。

しばらくして声がかかり中へ。
靴を脱いで上がり、
案内された奥の座敷へ。

写真はアップしていないけど
この座敷の奥、外にある竹やぶが実に美しい☆
座敷の窓が額縁になって絵画の様。
この雰囲気だけで美味しいw

さて、本命のお蕎麦ですが
かねてから決めていた天せいろを注文。

だって、
天せいろの天ぷらが桜えびのかき揚げだって言うんだもん。
今まで桜えびを乾物以外で食べたことがないから
静岡と言えばの桜えびだから、
どうしてもこれが食べたかった!のです。

お蕎麦に先駆けて出されたかき揚げを見て感動!




このたっぷりの桜えび!
色よくカラッと揚がっていて
口の中で桜えびのプリプリと香りがふわっと広がって
あぁ、もう美味しい!

桜えびってあんなに小さいのにしっかり身を感じるんもんだと
変に感心してしまいましたw


そして、お蕎麦。


細打ちとは聞いていたけど
本当に細ーい。
これで十割なんてすごいですね。

この細さ故か、喉越しが実に良い。
そして感じる清涼感。
蕎麦って十割でもこうもしとやかになれるんですね。

何とも女性的な印象のお蕎麦でした。

ごちそうさまでした☆



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
店舗名:朴念仁(ぼくねんじん)
住所:静岡県伊豆市修善寺3451-40
TEL:0558-73-0073
営業時間:10:30〜15:00(売切れ仕舞)
定休日:水曜日
備考:天せいろ ¥2,100 ,出し巻玉子¥800
   日本酒は磯自慢など。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



7/16/2009

松輪サバと佐島のサザエ

横浜そごうで「夏食」なる
地場や近郊の食材フェアを行っているとの情報をゲットし
足を伸ばしてみた。

野菜や果物、肉など色んなカテゴリで
それぞれ食材を出していたんだけど
その中でひときわ目を引いたのが鮮魚コーナー。

なんと、高級ブランド魚で知られる「松輪サバ」が
平然と並んでいたのです。

その身の丸々具合、
黄金サバと言われる所以の黄金のライン。
あぁ、見れば見る程引き込まれていく…w

1本¥1,000に相場がわからず少し躊躇しましたが
お店で食べたらほんの少しで同じ値段を取られるだろうと考え直し
このチャンスを逃す方が高くつくだろうと
買ってしまいました。


昔は、サバと言えば味噌煮ぐらいしか食べたこともなく
むしろ身のパサパサ具合があまり好きじゃなかったんです。
でも、京都時代にサバを生で食べたのをきっかけに
関サバとかの刺身なんかのあの身のしまり具合
脂の乗りにすっかりやられてしまい
今では一番好きな魚。


併せて、買ったのが佐島のサザエ。
佐島は葉山から少し南に進んだ
相模湾沿いの港。




これは別にブランドと言うわけではないと思うんだけど
旅友達の実家がこの佐島で、
幾度かそこでバーベキューをしたことがあり
その時に一緒にこの港のすぐ外にある魚屋さんで買い出しをし
(しかもその友達の友達の家。ただでさえ安いのにおまけまでしてくれちゃうw)
サザエも食べたことがあったので
その記憶につられて購入。


松輪サバは、
かなり大きかったのと捌くのが幾分面倒だったので
その場で3枚に卸してもらった。
あの立派な全体像を写真に撮りたかったなー。

調理法は、もちろんお刺身。
この身のピンク色!
見ただけでよだれが…w

味の方は言わずもがなであります。

サザエはつぼ焼きに。


どちらも大変美味しくいただきました。
予算の都合上でビールにしてしまったけど、
こないだのいづみ橋の「夏ヤゴ」とかと合わせたら
美味しかっただろうなー。

7/10/2009

ジュド レザン -Jus de Raisins-

強く念じるとその思いは
いつか固体化し現実のものになる。

なんて、ちょっと大げさだけど
こないだ小布施ワイナリーのJus De Pommeを飲んで
その時に知っていつか飲みたい!と思っていた葡萄ジュース、
Jus De Raisinsを早速手に入れました!

Jus De Pommeはシャンパンボトルだったけど
こちらは細身で透明なボトルでした。

 
じゃーん☆




原料は、長野産のコンコードと巨峰。
もちろん無添加無加糖の天然果汁100%!

裏ラベル曰く、
『収穫、醸造と忙しいワイナリーの秋、一晩だけ寝ずの番で
 真夜中にのみ仕込むのは毎年のワイナリーの行事』
『信頼できる農家さんから葡萄をわけていただき、
 その葡萄を搾り、一冬外気の温度で酒石酸と澱をナチュラルに落とし
 春の葡萄畑の剪定の合間を縫って瓶詰めしています。』

とあります。

まず目を奪われるのが濁りのある濃い紫色!
香りは、少し酸を感じさせる香りと
まるで黒糖を彷彿とさせる甘い香り。

口に含むと
葡萄の甘みがやや重さを伴ってじわーっと広がります。
でも適度な酸を感じるので決して甘みが居座ることはありません。
そして、最後に若干の渋みを感じさせつつ引いていきます。

この後口が
なんとなく子供向けと言うよりも
お酒を一緒に嗜めない大人達の為と言った印象を持ちます。
子供達だけでなく、むしろ大人達に飲んでもらいたいなぁ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
商品名:Jus De Raisins(ジュ ド レザン)
生産者:小布施ワイナリー(長野県)
容量:720ml
価格:¥945
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆







7/09/2009

海味(外苑前)

職場の人から連絡が入り

ご飯に行ってきた。

場所は、外苑前にある「海味(うみ)」というお寿司屋さん。
CIBONEのある南青山3丁目の交差点から
外苑西通りを麻布方面に降りていった坂の途中にぽつんとありました。

通り過ぎそうなくらい小さな入り口の扉を開けると
実に威勢のいい超体育会系(失礼!)なノリの
「いらっしゃいませっっっ!!!」
まばゆいばかりの青々とした坊主頭たち…(笑)

ははは、いきなり先手を取られましたw

白木のカウンターと清潔な印象の店内
ハキハキした大将と職人さんたち、
朗らかだけどビシッとするとことはビシッと筋の入った所作に
否が応でも期待せずにはいられません!
なんとなく、これが江戸前のスタイルなのか?
と、その活気にすっかり虜になってしまいました。

付出しのじゅん菜からスタート。
こういう季節もんからすっと入っていける辺りも嬉しいです。

最初に荷物を預けてしまってカメラを使えなかったのが実に残念だったけど
結構な数をいただきました。

覚えてるのだけでも挙げてみると、

・鮪赤身(大間の一本釣り)
・鰯の梅煮
・生鳥貝
・生石垣貝
・ボタン海老
・鮑
・蝦蛄
・鰹
・コハダ
・赤ウニ
・イカ(種類忘れた…)
・煮ダコ
・赤ムツ(焼物)
・干瓢巻き
・玉子(2種)
・ウニ(軍艦)
・穴子

とまぁ、かなりの数を食べていたこと食べていたことw
どれもこれも口に含んだ刹那に
幸せになってしまう美味なものばかりだったのですが
その中でも、いくつか印象に残ったものは

・生鳥貝→控えめな磯の香りと甘みと歯ごたえにメロメロ。
・生石垣貝→初めて食べましたが鳥貝に同じく。
・鮑→歯ごたえがしっかりあるのに柔らかい!
   味の染み込みも秀逸!
・煮ダコ→噛み締めるとジュワッと広がる旨味。
     この柔らかさで仕上げる職人技に脱帽!
・鰹→燻香が鮮烈でした。
・コハダ→酢で〆てるはずなのになんでしょうこのまろやかさ。


うーん、書いたらキリないなw
とにかく非常に美味しかったのだけはこれだけでもわかると思います。


あとで知ったんですが
ここミシュラン2つ星だったんですね。
あの雑誌の調査員の方々もさすがに
これだけのパフォーマンスは評価せずにはいられないってことなんでしょうかね。

久しぶりにカウンターに座り
一流の人たちの仕事を見ながら
おいしい食事が出来てとっても幸せでした。
思わず帰りしに「勉強させていただきました」と言ってしまいましたw

寡黙でキビキビした職人さん達も好きだけど
ここみたいにいい意味でハキハキして元気なノリの仕事ってのも
いいもんだなーと思いました。

予約が取れるものなら、
お財布がいいと言うものなら
また行きたいなー。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
店名:海味(うみ)
住所:東京都港区南青山3-2-8 三南ビル1階
TEL:03-3401-3368
営業時間:18:00〜24:00
定休日:日・祝日
予算:¥20,000〜
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





希水 -和久傳-

先日、先月末でお店を卒業するスタッフがいたので
プレゼントを買いに有楽町の和久傳に行ってきた

いつもの西湖もハズレがないのでいいんだけど
せっかくなので
気になっていた新商品「希水」を購入。
自分がまだ食べたこと無いものを送るのってすごい気が引けるんだけど
今回は自分の分も一緒に購入ということで良しとしました。


和久傳の公式ページを見ると、
笹とオオバコを主原料として
ほんのり林檎の香りを付けた生菓子とある。

林檎の爽やかな香りと
笹の清涼感のある香りはわかったけど
オオバコって???といった感じ。
まぁ、今まで食べたこともなければ
子供の時にそれとなく遊んだだけなので
それも致し方ないかな。

一緒に併せたのがほうじ茶だったんだけど
新茶の爽やかな香りと味で合わせるべきだったと反省…。

冷やしてその清涼感とつるんとしたのどごしを
是非味わっていただきたいです。

個人的には
もうすこし甘みを抑えてもらった方が好みかと思いました。

それにしても、
相変わらず和久傳の販売の方々の折り目のついた接客。
いつ来ても気持ちよくお買い物をさせていただける
その所作と距離感がたまらなく好きです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
店名:和久傳
住所:東京都千代田区丸の内3-3-1
   新東京ビル1階
TEL:03-3240-7020
営業時間:10:30〜19:00(無休)
商品名:希水
価格:¥1,313(5本入り),¥2,625(10本入り)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


7/08/2009

カツサンド −日本橋 宇田川−

昼時にぽっかりと時間が空いたので
日本橋へ。

東京駅辺りからとぼとぼ歩いていってみた。
結構新旧入り交じったここら辺りの風景って好きかも。

ただ、今日はとても暑かったので
すぐに汗まみれ…。
もっとゆっくり歩けば良かったかな。

お目当ては、
日本橋宇田川の「カツサンド」。
なんでもこれはお店でも食べることの出来ない
お持たせ専用メニューなのだそうだ。

日本橋三越を左手に見て
新館と本館の間の道を右に曲がってしばらく行くと
こじんまりとお店がある。

ランチタイムだったため結構な人の入り。
引き戸を開けて帰るお客さんをよけて立ちすくんでいると
女将さんが「お一人さん?」と声をかけてくれた。

「あ、カツサンドをお願いしたいんですけど」
と言うと、15分程時間を頂ければ用意できると言うので
時間を見計らって戻ってくると約束して店を一旦出る。

カツサンドを取りにいくまで、
日本橋三越のB1へ。

食品やらスイーツやらを見て
一人でキャッキャとテンションを揚げるw
緑寿庵の「金平糖」や(ヨーグルト味が出てた)
老松の「夏柑糖」に思わず手が伸びそうになったけど
グッとこらえる。
でも、一番気になったのが源吉兆庵の「陸乃宝珠」。
求肥にくるまれた大粒のアレキサンドリアを
ひんやり冷やして食べたら、
幸せだろうなぁ〜。

スイーツはあきらめたものの
密かに買おうと決めていた
原了郭の「黒七味」を購入。
なんだかんだ今まできちんと買ったことなかったので
じっくりと味わおうと思う。

定期的にお店にくるアメリカのお客さんが
とってもこれを気に入り、
こないだいらした時は
朝ご飯のオムレツやら、スープやら
それこそなんにでもかけてるって言ってたっけ。
ちなみに、その時“ふりかける”って単語がわからず
『sprinkle』って教えてもらった。

宇田川に戻り、無事「カツサンド」を受け取る。
娘さんと思われる若女将が
「次回ご入用のときは是非お電話いただければあらかじめご用意いたしますので」
と、ショップカードをくれた。
家族経営らしく、とっても気さくなカラーのお店だった。

天気がよかったので外で食べようと皇居前の公園へ。
うまいこと日陰になっているベンチに腰掛けランチタイム。

まずは、包みの様子。
実にシンプルでいいですね。
こういうデザイン好きです。
筆記体?っていうのかなー、
僕らの世代なんかじゃちょっと読めない崩した書体に
けっこうときめいたりしますw

では、ご開帳。
ババン!


おぉ!なんとも肉厚なヒレカツサンドが4枚!
パンおまけみたいになってるw

では、いただきます!
けっこう口を大きく開けてかぶりつく。

肉はボリュームの割にヒレなのでしつこくなく
これなら胸焼けもせずこの量でもペロッといけちゃう感じ。
ソースは程よく甘め。
キャベツはしゃっきり感がしっかり残っていて
柔かしっとりなパンがそれらを上手くなじませてくれてる。
でも、一番印象に残った点と言えば、
きちんとお肉を食べてるって感じられたことかな。
衣のサクサク感やソースの濃い味で食べてる感を出してるのではなくって
お肉が主役になって、絶対的なそのボリュームで
充実感をしっかり味わえる。

お値段はそれなりだけど
それもその筈な、納得のお味でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
店舗名:日本橋 宇田川
住所:東京都中央区日本橋本町1-4-15   
TEL:03-3241-4574
営業時間:11:00〜14:00、 17:00〜21:00
定休日:日・祝
料理:カツサンド(お土産専用)
価格:¥1,700
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆