by akiradhin |
目の前には、雄々しいと言う言葉がぴったりな桜島。
24時間前まで着ていたスーツを置き、
僕は鹿児島にやってきた。
これから、おそらく人生で最後になるだろう、そして
初めての期限のない旅が始まる。
実はかなり予定外?だったというか
着々と資金を貯めきれていなかったので
夢の世界一周は出来ないんだけど
もうこれが最後のタイミングだと思い
行けるだけ行っちゃえ!と、
またバックパックを引っ張り出してきた。
今から始まる直感任せの道中に興奮して、
「ウォォー、やるぞー!」
なんて吠えてみようかななんて思ったりもしたけど
実は、ここ鹿児島も結構寒くてそこまでの気も起こらず
桜島を前に、心の中でこの旅の無事をお祈りしたのでしたw
この旅の最初の目的地に選んだのは、
なんとその名も「宝島」。
昔、一目惚れして買った日本の島図鑑「シマダス」に
その名を見ていつか行ってやると決めていた島の一つ。
そしてその宝島と同じく、
九州と奄美の間に連なるトカラ列島にある島「悪石島」。
しかも、このトカラ列島がまたフェリーでしか行けないと言う
なんとも琴線に響くシチュエーション!
久しぶりの旅へのならし運転もかね
国内のこの島たちを選んだのでした。
そして、そのフェリーが出る鹿児島へやってきたと言う訳です。
フェリーの出航時間は夜中の23:50。
それまで、鹿児島の町をうろうろ。
そして、酒好きの僕にとって鹿児島はパラダイスのような所。
本場の薩摩料理と焼酎を頂くべくお店へGO!
その名も「焼酎天国」w
実は、ここ全国区で有名な居酒屋さんでして
いつかは行ってみたいと思っていた所。
そして、薩摩料理をアテにお湯割りをちびりちりびり。
見よ、このキビナゴ刺しの透き通った身の色!
旅立ちの前からこんなにいい気分になっていいんでしょうか?
おなかも満たし、港へ。
自分が乗る「フェリーとしま」を眺めながら
ふと、フェリーでの旅が初めてだと気付く。
乗った事あるのって、
久里浜〜金谷のフェリーと
知多〜鳥羽のフェリーぐらい。
フェリーで寝るのは初めてだ。
そう考えると、この体験もとてもわくわくする。
では、フェリーとともにこの旅のスタートォ!
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