8/23/2009

道後温泉 -松山-

今回の帰媛の締めくくりは温泉!

松山と言えば、の
「道後温泉」です。



いつ来てもこの立派な建物に圧倒されます。
なんでも日本書紀にもその名が出てくると言う日本最古の温泉なのだそうな。
夏目漱石の「坊ちゃん」にも出てきますね。

ここは押しも押されぬ松山の観光名所なんだけど
雰囲気は地元の人の湯って感じで
力んだ所がなくって個人的にも好きな場所です。

町中から路面電車に乗ってすぐ来れるって言う
アクセスの良さがまた素晴らしい☆

いくつかあるメニューの中から、
今回は神の湯2階(大広間)を選択。

ひとっ風呂あびたあと、
2階の大広間でリラックス。




大広間の雰囲気はこんな感じ。
行李に荷物を入れ、
手前に用意された座布団に座り
供されるお茶とお菓子で
湯上がりの余韻をゆっくり味わう。

写真でもわかる通り
簾1枚で外と繋がってるなんとも開放的な造り。

個室もいいけど、
なんか大広間の方も大衆感があって
これはこれでいい味があるなぁ。

3日間の夏休みを利用した帰媛もこれにて終了。
いいお湯でした☆

鍋焼きうどん ことり -松山-


松山に来たら、必ずと言っていいほど足を運ぶ店。
それが、鍋焼きうどんの「ことり」さん。

大学時代をここ松山で過ごした彼女に
僕が初めて松山に来た時に連れて行ってもらってからと言うもの
すっかりその味にヤられてしまい
今では松山での一つの楽しみとなっております。

僕の大好きな映画、「がんばっていきまっしょい」でも
田中麗奈扮する主人公がこのお店で鍋焼きうどんを食べるシーンが出てきます。

店の外観からして、
この飾らなさ。


この「ことり」さん、
わざわざ看板に"鍋焼きうどん"と銘打ってるんですが
それもそのはず、
なんとメニューはその鍋焼きうどんとサイドメニューのお稲荷さんのみ!

お客さんは、
席に着くと鍋焼きうどんの数を告げる感じです。

そう言えば、映画の中でも主人公は
「おばちゃん、2つ」
とかなんとか言ってた気がします。


運ばれてくる鍋焼きうどんは、
アルミ製?の小ぶりなお鍋でやってきます。

なんでしょう、この哀愁漂ういでたち。

さ、ふたを開けてご対面!

中には、
なると、ネギ、刻んだお揚げ、玉子焼き、甘辛く味付けした牛肉。
これらがトッピングされています。

四国の特徴なのかもしれませんが、
お出汁はイリコのしっかりきいたあっさりめの味付け。
麺は、讃岐のようなコシのあるタイプではなく
歯触りがとてもやさしく、それでいて煮崩れしてない絶妙な柔らかさ。

これらが相まって奏でる味は
とってもホッとする味なんです。
昔ながらの、とか
古き良き、とか
とにかく食べた人を「おかえり」「おつかれさん」なんて感じで
ふわっと抱きしめてくれる様な。

口にした瞬間から、
各々がきっと小さい頃の記憶やそれこそ田舎や
おふくろの味を思い出す。
そんなおうどん。

こういうソウルフードがまだまだ息づいてる松山って
とっても素敵な街だなと思う。
今でも観光客だけじゃなく地元の人が通ってるってところが
その証拠だよね。

今回、
他のお客さんの注文を見ていて
「玉子入り」という裏メニュー?があるのを知りました!?
今度行ったらちょっと地元ぶって言ってみよーっとw

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
店名:ことり
住所:愛媛県松山市湊町3-7-2
電話:089-921-3003
営業時間:10:00〜18:00(売り切れ次第閉店)
定休日:水曜日
メニュー:鍋焼きうどん@460円
     お稲荷さん(2個)@240円
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

小田深山渓谷

愛媛最終日。
松山まで送ってもらう道すがら
寄り道をして
「小田深山渓谷」というところへ連れて行ってもらった。

1日目は、松山から瀬戸内を見ながら大洲へ行き
2日目は、宇和島へ行き九島にも行った。

そして最終日の今日は、
海ではなく、山。

車を降りると
すぐ目の前を綺麗な渓流が!

この3日間、
奇跡的にも天気が良く
とても暑かったはずなんだけど
ここは山奥。
こんなに日差しがあっても
とっても涼しい。
それだからか、
そこらじゅうから蝉の声がしてるはずなんだけど
それすらも心地いい効果音に感じてしまうw


ズボンを膝丈までまくり
川に入ってみると、
水がとっても冷たくて
すぐに感覚がなくなるくらい。
2分と入っていられない程。

水の流れが緩くなってる場所で
小さな小魚の群れとか、
メダカなんかを見てはしゃいでたら
なんと沢ガニ発見!

沢ガニさんには申し訳ないけど、
捕まえさせていただきましたw

遊歩道を奥へ進んでいくと
かなり水深のありそうな場所を発見。

小学生だったら
飛び込んでただろうなー。
そんな体験したことないや。
さらに進むと、
今度は渡るのにちょっと勇気のいりそうな橋。

小学校の時国語で習った「つりばしわたれ」を思い出した。
この橋を渡ったら、
あの主人公の子のように
何かが少し変わるかな?なんて思ったりもしたけど
時間もなかったしそのまま引き返した。



たしか、
あのお話の舞台は同じ四国は徳島の祖谷だと
どこかで聞いたような聞いてない様な。
(その祖谷にはかずら橋と言う有名な吊り橋があります)

いつかその祖谷にも行ってみたい☆


少しの滞在時間だったけど、
なんだか子供の頃に戻ったかのように
自然と触れ合って無邪気に楽しめたと思う。




8/22/2009

お施餓鬼

「お施餓鬼に行ってくる」と
義母さんはすぐ裏手にある菩提寺へと出かけていった。

「あんたらも行ってきなさい」
おばあちゃんにそう言われたものだから、
そこの敷地内にあるお墓参りもかねて
足を運んでみた。



このお施餓鬼とやら、
年忌法要やお彼岸くらいしか菩提寺さんと縁のない我が家では、
これまで聞いたこともない行事だった。

しかるに無縁仏の供養のようだった。

この行事の為に、
地域に住む檀家さんたちが一斉に集まって
お坊さんの読経に耳を傾け
祈っている姿に新鮮な驚きを覚えた。

お寺の入り口では、
地域の子供達が灯籠を売っていて
お施餓鬼に参加した檀家さん達が
その最後に、それらを買い求め
お寺の前の川に設置されたスロープから川へ降り
各々灯籠を流して供養を締めくくっていた。


ニュースとかでは見たことある光景なんだけど、
実際に目の前で見たのは初めて。


こういう風習がきちんと残っている地域に
憧れと嫉妬のようなものを感じた。


この行事があったため、
他の身内の人らも結構集まっていて
思いもよらないかたちで
お披露目的なことになり
ちょっと気恥ずかしかった。

でも、自分に一つ田舎が出来たみたいで
なんだか嬉しい。

これからも年に1回は来れるといいな。






じゃこ天たべくらべ

宇和島と言えば、じゃこ天らしい。

じゃこ天とは…
魚のすり身を成型して揚げたもの。
主に、現地ではハランボと呼ばれるホタルジャコという魚を
原料にしたものだそう。

さつま揚げや飫肥天は他の材料が入ってるので
それらとは同じではないらしい。

むしろ、
原材料の魚をそのまま食べると言う点で
そう言う料理の原型とも言えるものかもしれないんじゃないかしら。

愛媛に向かう前にじゃこ天のことを調べたら、
宇和島蒲鉾協同組合から
じゃこ天MAP」なるものが出ていたので
それを持ってじゃこ天探訪と言った感じで街に出てみた。

いくつもあるじゃこ天屋さんを全てまわることは
さすがに現実的でなく
おばあちゃん家から近いと思われる店に目星をつけ
計4軒に行ってきた。

お邪魔した店は、

・大丸かまぼこ店

それぞれ、
大きな店もあれば地元の消費で済んでそうなこじんまりとした店まで
実に様々。

ちょっと感動したのが、
どの店も自分の店が一番とは決して言わないこと。
「みんなそれぞれ材料の種類や配合が違うから是非食べ比べてみて!」
と、そう口を揃えて言ってくれる。

その中で自分の好みを見つけてほしいって姿勢から
自分たちさえ良ければいいってわけじゃなくて
じゃこ天と言う食文化を誇りに思っていて
みんなに知ってもらいたいという気持ちが伝わってくる。

そうやって観光客が町を回遊すれば
自ずと町にもお金がまわり活気がついてくるってもの。
そう言う点でも、素晴らしいことだなと感心。

そんな宇和島の人たちの気質にすっごい温かなものをもらいました。

さてさて、
4軒のじゃこ天屋さんのじゃこ天を買い込み
家路へ。

ちょっと時間の都合が付かなくて
実際に食したのは大洲に帰ってから。


個人的には、
かなりお魚の力強い味や歯触りが残った印象の
野中かまぼこ店さんのじゃこ天が気に入りました。

実は、野中さんは高島屋などでもお取り扱いがあるみたいです。
(真空パックだけど)
静岡の黒はんぺんが一時流行ったけど
それに負けない程の滋味に溢れた食品だと思います。

機会があれば是非召し上がっていただきたいです。

写真は、
まず野中かまぼこ店の身天ぷら。
※身天ぷらは、かまぼこ用のすり身(エソの身)を成型して揚げたもの。

そして、
田中蒲鉾本店のじゃこ天。
ちなみに、地元の人たちですら
じゃこ天の食べ比べなんてしないみたいで
けっこうみんなで盛り上がりました。

皆さんも是非食べてみてください。
市販の練り物にはないしっかりした歯ごたえとお魚そのものの味がします。

ビールを始め、お酒のおつまみにはもってこい☆

宇和島のおばあちゃん家

買い物を済ませ、
彼女の母親側筋である宇和島のおばあちゃん家へ。

大正時代に建てられたと言うこの家、
外は今でこそトタンで補強されたりしてるものの
ひとたび中に入れば
こう言うものが好きな僕にとっては
たまらない空間。

もちろん、建物それ自体だけでなく
そこかしこにぞんざいに置いてあるモノにさえ
いい味を感じるものがちらほら。



これは中庭。


2階から下を望む。
元々米屋を営んでたらしく
1階は土間の跡が残っている。


おばあちゃんに挨拶して顔見せも済み
しばらくして
2階でお昼寝させてもらった。

開けっ放しの窓の外からは
心地よい風と暮らしの音。
たまに聞こえる元気な子供の遊ぶ声。
程よい距離感からの蝉時雨。

都会の暮らしから離れたこの空間に
どちらが夢で現実なのか…。




この歳になって
なんだか子供の頃から憧れてた
「夏休み」を体験できた気がした。


もーに -宇和島限定ご当地キャラ-

九島から戻り、港に隣接している道の駅「きさいや広場」でお買い物。

実は、九島行きフェリーの切符売り場で
「もーに」というキャラが描かれたポスターを発見して
そのかわいさにだいぶやられていた所
もしかしたらなにかしら「もーに」商品があるかも!?
と、「きさいや広場」でブラブラしていたら
レジの横に地味に置かれてるグッズ類を発見!
その中から、ストラップを購入しました。
(ちなみに、500円。)



男の子バージョンと女の子バージョンがあったので
女の子バージョンを購入。

さて、その「もーに」。
なんでもここ宇和島では、牛鬼まつりという風俗があるらしく
その古くから親しまれている「牛鬼」を
宇和島の地域振興の一環としてキャラ化したものだそうです。

ちなみに、
この名前は牛の鳴き声の「もー」と鬼「おに」を
組み合わせたものだとか。

しかし、かわいい☆

キャラ専用サイトがなかったり、
宇和島市の観光協会のページにも
別段紹介スペースがない辺り、
まだまだこれからのキャラクターらしいですが、
この8月からは、「もーに」が描かれた観光用ミニバスも
宇和島市内を走ってる様です。

ちなみに、デザインは
愛媛在住のカナヘイと言う方らしいです。
サイト:
http://www.kanahei.com/index.htm

マイミクの松山出身の子曰く、
カナヘイさんは愛媛では相当な有名人らしいですね。

個人的には、
他の自治体のご当地キャラと比較しても
かなりかわいいと思うので
上手くアピールしたら
絶対全国区になると思います。
宇和島市さん、もっと前面に押し出しましょう!

僕も微力ながら、
しばらく携帯に付けて
「もーに」PR活動してみたいと思いますw


九島散歩-宇和島市-

宇和島に着いて、
早速フェリー乗り場へ向かいました。

国内のフェリーは、
去年トカラに行ったときのフェリーとしま以来。

それに比べるとだいぶ規模は小さいけど
それでも船に乗って島に渡るワクワクは変わらない☆


今でも島と宇和島を結ぶ唯一のインフラだそうです。
だからか、フェリーに乗るときも変な緊張感なんてものはなく
ゆったり出発の時間まで乗船して待ちます。


ちなみに、切符のチェックは船が動き出してから。
僕らは最初の停泊所である「蛤」で下船。

こうしてみても、島の高齢化がわかります。
若者の流出を防ぐ意味でも
宇和島と島を結ぶ橋の建設は、島民の切なる願いなんだと思いました。
そう言えばお義母さんが島の人に
「あんたどこの人がわからんけど、
 ○○さん(橋の建設推進派)に入れてね」
なんて、衆院選と一緒に行われる宇和島市長選のことで
話しかけられてたっけ。

下船をした場所から直感に任せ
とりあえず右に進んでみる。

漁も済んだと見られるお昼前の岸壁は実に穏やか。
漁業に従事する人が多いと一目で分かる漁船の数。


集落の間を縫って山に続く道へ入る。
斜面にはみかんを運ぶ専用のトロッコがそこかしこに。
僕にとっては見慣れない光景なもんだから、
これだけでなんだか楽しい。

子供の頃だったら、
絶対乗ってみただろうなw


さらに登り続けると
いつの間にか眼下に集落がキレイにひらけて見えた。
重量感のある黒く艶のある瓦屋根、日本家屋に
心を奪われてはシャッターを切る。

日本のこういう村落の風景って
とても趣きを感じる。


さらに登り続け、
みかんの木越しに眺めてみる。
みかんの白い花が咲く季節や実が色付く頃には
これまたいいコントラストなんだろうなと
想像してみる。




途中、すれ違ったおばさんに道を尋ねたら
別れた後しばらくして
色々詳しいことを教えに上り坂にもかかわらず
追いかけてきてくれた。

おばさんは下に用があったのに。

なんだろう、この温かさ。

その後の予定から、
1時間後にはフェリーに乗って宇和島に戻ったんだけど
わずかな時間でもこの島に来てよかったなーと思った。

そんなもんだから
九島に何があるかなんて
結局わからなかったし
島の何を見れたわけでもないけど
日本でもこう言う行き当たりばったりなことを
気軽に出来たってのが実に良かった。

この島国のもっともっとたくさんの島を
巡りたいな。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
場所:九島
住所:愛媛県宇和島市蛤
アクセス:宇和島新内港からフェリー九島で20分程。
運賃:大人片道380円。
備考:島には蛤の他、百ノ浦、本九島と乗船場あり。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

日本一長い廊下 -旧宇和町小学校-

大洲から宇和島へ向かう途中、
西予市にある旧宇和町小学校に寄ってきました。

すごーい長い平屋建てのこの旧小学校。
どれだけすごいかと言うと、
実は日本一廊下が長いことで有名だそうです。


中に入ってみると、
それはそれは立派でレトロな建物です。
これは入り口方面をすぐ振り返っての写真なんだけど、


くるっと振り返って出口の方を見ると、
うひゃあ、これは長い!

どれくらい長いかと言うと
なんと109mもあるそうです。

それはすごいw
校庭使わなくても
100m走ができるというわけです。


で、この廊下+距離を使って
Z-1という名で雑巾がけレースなるイベントもやってるそうです。
おもしろーい。
これだけ長ければやりがいもありそう。

どうやら今年の決勝は10月11日にあるそうです。

そんな旧宇和町小学校ですが、
普段はすっかり学校としての役目を終え
宇和米博物館として運営されています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
建物:旧宇和町小学校(宇和米博物館)
住所:愛媛県西予市宇和町卯之町2-24
電話:0894-62-5843
時間:9:00〜17:00
休館日:月曜日、年末年始
入場料:大人200円、小人100円
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

8/21/2009

巽醤油 -(名)梶田商店-

彼女の実家に帰る用事があったので
以前の記事に書いた「巽 醤油」の蔵元、梶田商店に訪問させていただきました。

愛媛に帰るチケットは当日の10日程前からおさえていたのにも関わらず
梶田様に連絡を取ったのは5日程前になってから…
そんな突然の連絡、無茶なお願いにも関わらず
先方からは快く見学のご許可をいただきました。

本来は見学などの対応等はされてないとのことだったので
尚更、わたくしごときのわがままを聞いてくださったことに恐縮してしまいます。

伊予の小京都と呼ばれる大洲市。
町中には、昔の街並が残っている所もありなかなかに風情があります。
かつては、NHK朝の連続小説ドラマ「おはなはん」の舞台になったそうで、
(ちなみに、僕は見たことありません)
それにちなんで、「おはなはん通り」という観光スポットがあります。

JR伊予大洲駅から大洲街道を大洲城へ向かい肱川を渡る手前、
1本裏手に平行している道沿いに梶田商店さんがありました。


なんとも間口が広くて立派な建物でしょう。
あまりの佇まいに少し緊張しながら足を踏み入れましたw

梶田様に促され、蔵の奥へ。
入り口の帳場ら辺でも充分お醤油のふくよかな香りを感じましたが
奥に入るとその香りがさらにはっきりとしてきて
油断をしてるとパブロフの犬よろしくなことになりかねないかもと思ってしまいました。

設備を見せていただきながら、造りの手順などをご親切に説明いただきました。
淡々と造りの行程を説明すると言うことなく
その言葉の端々に造りへの愛情が垣間見え、聞いてるこちらも
自然とアツくなってきてしまいます。
ご本人は、時折脱線する話を謝っておられましたが
むしろそれだけ伝えたい、知ってもらいたいことがあるんだと感じ、
個人的にはすごい嬉しかったです。

目の前でその息吹を見させてもらったもろみ、
味見をさせていただいた火入れの前の生醤油、
搾った後の大豆の粕。

そのどれもが貴重な体験で
造りの大変さ、技術の素晴らしさをこの目で見ることが出来て
本当に勉強になりました。

やはり、売り手として
生産者の方々の顔を知り、その愛情を直に見て初めて
消費者への提案が出来るのだと改めて思いました。

「醤油でも日本酒などのように、販売店さんに直接足を運んでもらって
 その上で、納得して取り扱いをしてもらえるような土壌を作りたい」

そうおっしゃってた梶田様の言葉に
深い共感と自分がその一人にならなくては!と
思った晩夏の午後。

2人してだらだらと止めどなく汗をかきながら
違うアツさも共有できた気がしました。

秋口に東京に来られるご予定があるとのこと、
その時にでもまたお会いできれば嬉しいな。

梶田様、
お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

8/06/2009

〜アルよ。

むかし、

アニメに出てくる中国人と思われるキャラは
かならずこの語尾を使っていたような気がする。


これまで幾度も
中国に行ったり、
日本語達者な中国の子と喋ったけど
いっこうにこんな語尾を言う人を見たことがない。

なものですから、
前々から気になってたんです。

それこそ、
数字を「イー・アル・サン・スー…」
と数えるのでそこから来てるんじゃないかと
勝手に考えてたのですが

さっき、NHK教育テレビの“テレビで中国語”を見てたら
「er化」をやっていて、
ふと自分の中で何かがつながりました。

たしか、
北京語とかって
何かと単語の語尾に「er」付けてアルアル状態になってるって
聞いたことがあります。

例:花儿(hua + er)

きっと、
そこから取ってキャラの発言の語尾に「〜アルよ」と
させたにちがいない、うん。

今夜も気持ち良く眠れそうだw