3/16/2008

コースディナー@重慶飯店本館

近いからあまり足を運ばない。

僕にとって、横浜中華街がそれにあたります。

水曜日から中国へ行くくせ
最近外食してないねーという話から
どうせなら今まで行かなかった老舗とかにしよう!と、
いくつかあった候補から
そういえば、いつしか麻婆豆腐食べたいと思ってたのを思い出し
四川料理の老舗、「重慶飯店」へ行ってきました。

希望にあわせ、麻婆豆腐がコースに入っている本場四川メニューをやってる
本館を予約。(他はやってなかった)

何の気なしに気持ち早めに店に到着すると
よく店の前にある例の黒い黒板に、
「歓迎、○○様」と僕の名が!
初めての経験にかなり照れましたw
だって、あそこに記入された経験あるのって、
修学旅行の時の学校名ぐらいだし。

着席もそこそこ、飲み物をオーダー。
運ばれてきた瓶ビールをグラスについで乾杯。


それからほどなく何の合図もなしにコースがスタート。
まずは、「蒸し鶏の細切り胡麻ソース掛けとくらげ」。
くらげの身の厚さとプリプリっぷりに思わず笑顔。


すかさず、2品目「魚のニンニク辛子炒め」。
給仕のおばちゃん、料理の名前をちゃんと言ってくれないから
最初「?」となってしいました。
よかったー、ウェブにメニュー名載っててw


そうこう言ってるうちに3品目「牛肉の四川風辛子山椒煮込み」。
えーと、ここまできてさすがに思いましたが
料理出てくるの早っ!
それから、おばちゃんのサービスが大雑把(笑)
ま、でも個人的には愛嬌のある範囲でしたので問題ないですけど。


息もつかせず4品目、「特製海老餃子の四川風辛子ソース掛け」。
かかってる辣油ベースのソースが程よい辛みと甘みがあり美味。
心持ち辣油の風味でしょうか、それが大陸の香りを思い出させるものがあってよかったです。


まだまだいきます、5品目「エノキ入りフカヒレスープ」。
ここらでスープを挟んで小休憩といった感じです。
スープの甘さにお口が喜んでいるようです。
こうしたメリハリの付け方はやっぱり嬉しいものです。


気を改めて6品目、ここで登場「大正海老のチリソース」。
見てください、この大きさ!

身もぷりっぷりで噛み締めるごとに幸せが〜。
チリソースをもっと堪能したく、思わず白飯を追加。


そしてそして、
ついにお目当ての7品目「重慶飯店本館特製麻婆豆腐」!
期待に胸膨らませ、いざ!


・・・あれ?
美味しいんです。たしかに味はしっかりしてて美味しいんですが
その、なんていうか一番期待していた部分が抜けてるんです。
つまり、辛くないんです。
大陸で食べたあの脳天を突き破るような刺激を期待していた僕にとっては
このかなり優等生な麻婆豆腐では、肩すかしを食らった感じでした。


この後、8品目「五目入り辛味おこげ」と
9品目「杏仁豆腐」でコースは無事終了。


えっと、かなりお腹いっぱいですw
ボリュームは相当なものだったと思います。
誰かを連れてくる分には十分恥ずかしくないお店かなと思いました。


ただ、トータルとしては味もまとまってておいしいんですけど
僕みたいにあっちの辛さを求めていくと
かなりガックリするはずです。
日本では、そうそう向こうの辛さに出会えないのかもしれないですね。
きっと、中華街だけが日本人向けの味になってる訳じゃないでしょうし。


本場の味は、やっぱり本場で食べてくる事にします。

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