4/07/2008

甘酸っぱい2日間

それは大連に到着した日に届いたメールだった!


実は、この旅のはじまりに
かねてより文通をしていた子にメールを送っていたんだけども、
その返事が来ていたのだ。

当初、今その子のいる街に行って会おうと考えていたのだけど
その子からのメールによると
4月になったら青島に旅行に行く予定だとのこと。

そもそも、こちらも青島経由で南下を予定していたのもあり
ルート的にはまったく問題がない。

後は、日程。

数回のメールをやり取りするうちに
それさえもクリアできたのだ。

なんていう偶然の重なり。

それが決まってからというもの
その子に2年ぶりに会うというイベントに心が逸って仕方がなかった。

そして、大連を出て烟台を通過し一気に青島へ。

翌日、彼女からのメールを受け取り
火車駅で待ち合わせ。

火車駅に着くも、1度しか会っていない間柄。
容易に見つかるわけもなく、電話をかける。
「どこにいる?」
「チケットオフィス」
「僕もだよ」
「えー、どこ?どこ?」

そんな会話をしてる間に、視界にきょろきょろとする姿を発見。
近づき、肩をたたく。

目が合った瞬間、どちらからというわけでもなく
お互いのこの再開に期待していた強い想いみたいなのを確認するかのように
手を強く握り合った。
初めて会ってから、2年ぶりの再会。
しかも、お互い勝手のわからない別の街で。
なんだか、とってもこの状況が素敵な連鎖の上に成り立っているような感覚。

それから、二人で青島の街をぶらぶら。
お約束の観光ポイントへ行ったり、つたない外国語で話をしたり。

長い間、勝手に脳内で作り上げてしまっていた彼女のイメージが
あまりにもズレがないことに驚く。

シャイだからと言って写真に撮られるのを恥ずかしがったり
見るもの見るものに子供のように無垢な目で興味を示したり
麺をすするのに、音を立てないように気を使ったり
鼻をきちんとティッシュでかんだり
道行く人に尋ねたら必ず「謝謝」と笑顔で礼を言ったり
今までで一番控えめなトーンで「ア?」と言ったり

そのどれもが、僕の中での彼女と近い状態だった。

今まで見てきた、そして今も周りにいる同年代と思しき
カップルと比べてもその仕草には、奥ゆかしさが感じられる。

僕は、彼女に夢中だった。
恋人ではないけどもしかしたら友達以上?という
ぎりぎりの距離感
たまにお互いの腕と腕が触れると、
いけないことをしたかのようにさっと身を離すものの
でもやっぱりもう少し近づきたいという葛藤。
筆談をしようとするときにペンと紙を渡すたびに
かすかに触れるその指にとても胸が高鳴る。

「さむーい!」と言う彼女に
差し出す上着のないことに悔やんだり
奮発したレストランで舞い上がって
とても食べづらいカニ海老なんかを頼んでしまったり。
嫌がるのに無理言って、なんとか写真を撮らせてもらったり。
「明日も一緒に回ってくれる?」と言われて
二つ返事で即答したり。
彼女が飲まなかったから、青島ビール博物館でビールを飲み損ねたり

翌日、彼女が駅の改札で群集に消えていくまでの時間は
本当に地に足がついていないというか
夢見心地の時間だった。
また会えるよね、と約束し僕らはまた一人になった。

こんな甘酸っぱい時間をすごしたのはいつ以来だろう?


だからって、
気を緩めすぎたのか
鮮やかにカメラをスられちゃどうしようもないっつー
せっかく撮った彼女の写真も
一緒に回った青島の風景も
うたかたの夢のように消えてしまいました・・・。

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