7/21/2008

フバ・チバ 拉萨

お昼に宿を出て、
まずはカイラスまでの情報収集。



7件の代理店を回り、
行けるよ!という小気味のいい回答をもらうことはできず・・・
ていうか、
今そっちのパーミットは発行されないらしい。


「いつぐらいまで駄目そう?」
と聞くと、
「うーん、オリンピック終わるまでは無理だろうね」
と、予想通りの回答。


正攻法で行けないとなると、
あとは、そう
バスに乗ってしまうかヒッチになるわけだ。


これだけ徹底されてしまってる今、
裏で行くのは結構危険かもー。




それはそうと、
今日でラサ入り3日目。



そろそろ、
観光しようかなーと思い
109路のバスに乗ってノルブリンカへ。


まだ、ポタラもジョカンも行ってないんだけど
名前が気に入ったので
先にこっちから行ってみることに。



バスの中、
後ろの席のちびっ子が僕の見てるガイドブックに興味津々。
と、思ったら
斜め前のちびっ子たちも僕が外国人だと気づいたらしく
しきりにこっちに視線をくれる。
後ろの子にガイドブックの写真を見せたら
みんなで交代交代写真を見ていた。

ノルブリンカで降りると、
その子たち(家族だったらしい)も降りていた。

ノルブリンカに入り、
ガイドブック見ながら歩いていると
後ろからものすごい勢いで
さっきの子供たちが走り寄ってきた。

「ねーねー、写真撮って!」

そのリクエストに快く応じ
写真を撮って見せてあげる。

とても喜ぶ姿に撮ったこちらのほうが嬉しくなってしまう。

別れた後、
また一人で歩いていたら
「おーい、こっちにおいでー!」

と、さっきの子供に呼ばれる。

どうやら、
この家族は巡礼ではなく
ピクニックに来たらしい。

言われるがままにそちらへ行き
家族の団欒にお邪魔させてもらう。

しきりに、
「チーバ、フーバ!(吃吧,喝吧!)」
と言っては、
食べ物と飲み物を勧めてくれる。

おかげで、
すっごいおなかいっぱいw

途中、
トイレに行こうとしたら
敷地内にある動物園に入るのかと思ったみたいで
子供たちがテンション上がりまくり。

こんなに良くしてもらったし、
楽しい時間をすごさせてもらったので
「行っておいで」
と、チケットを買ってあげる。

どこぞの者ともわからない僕を
「出会ったからには友達さ」
と、いろいろ面倒を見てくれたこの家族に感謝感謝。

すっかり、
ノルブリンカの建物には入れなかったけど
それはそれでいい思い出。

ヤクの干し肉の脂だけは、正直辛かった・・・

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