9/07/2008

兄の引っ越し

兄が引っ越しをするというので、
お手伝いに。

親も来ていたので
各々に会いにいく手間が省けたなぁ、と
この機会を上手く利用しようとした僕は、
甘えたい放題、わがまま放題の末っ子ですw

元の家で
まずは、残ってる荷物の箱詰め。
引っ越し屋さんがあっという間に荷物を持っていってくれた後は
部屋のお掃除。

そして、
一段落して車で新居へ。
話では聞いてましたが、
着いたその先には、
まだ完成しきっていない新築の1軒家。

そう、1軒家です。

団地で育った僕にとって
1軒家と言うのは
憧れであり、夢でもあります。

いつの日か、立派な日本家屋に住みたいなーと
それを忍者屋敷のようにして…
なんて考えていたこともありますw
今では、そのイメージも少し変わりつつありますが
僕の中では相も変わらず大きな存在であるのは
間違いありません。

家の中に階段があるという風景にいつも憧れてました。



4つ上の兄には、
すでに2人の子供がいます。

自分の部屋が出来たとあって、
上の子はそれとなく嬉しそう。

下の子は、まだ一人じゃさみしいのかな。
割り当てられた部屋を駆け回ることもなく
上の子の部屋に一緒にいました。

お兄ちゃん子だった自分の小さい時を
ふっと思い出すそんな光景。
血筋なのか、人見知りするこの兄弟。
あいにく引っ越しでテンションあがってる!的な写真は
撮らせてもらえませんでしたw

僕が中でも羨ましかったのがキッチン。

ガスのシステムキッチンで、
グリルも食洗器もばっちり!
シンクも大っきくて
とっても料理の作りがいのあるキッチン!

あぁ、いいなぁ。

兄は、
どんどんどんどん立派なパパになっていく。

翻って自分は…

相変わらずのプラプラっぷりw

いつもいつも一緒にいてくれた兄。
いつもいつも兄の真似をしていた僕。

でも、
自然とお互いが自分なりの道を歩み始め
気付いたらこんなに違う人生になってる。

僕には、兄のように
家族を引っ張っていく覚悟なんて
まだまだないなーと思い知らされた。

僕にない強さを持ってる兄が
またまた大好きになってしまいました。

僕は、これからもいつ何時どこへ行くかわからないけど
身内とはきちんとつながっていたいと思う。
実は、どこにいてもそれなりに思っているんだよ。
面と向かって口にすることもなければ
連絡することだってほとんどないけど。

まだまだ親の望みは叶えてあげられそうにないけど
遠回りをしてる分、その時が来たら
倍返しにしてあげないと、と
密かに誓うのでした。

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