3/07/2009

ひっそり魅惑のレバーパテ。

せっかくの休日なのに
結構激しい菜種梅雨…

コレが終わる頃には
待ちに待った春がやってくるんだと思うと
雨嫌いの僕だけど
少しはテンションも保てる。

昼過ぎに美容院でカットしたあと、
こないだのMeetsでチェックしたお店散策へお出かけ。

今日の目的地は、田園調布。
pate屋さんのレバーパテ。

土砂降りに近い中、
ズボンがももに張り付くくらいになりながら
田園調布駅からとことこ歩いていくと
環八を越えて2本目の筋の電信柱に「Pate屋」の看板を発見。
右折したその筋の左側に
高級住宅街にいきなり飛び込んできた
緑いっぱいの邸宅。

そこが目的地の「Pate屋」さんでした。

小さな階段を上がり
ガラス張りの引き戸を開けて
これまた小さなお店へ。

すでに先客のマダムがいらっしゃったんだけど
あと一人お客さん入ったら身動き取れないな…w
と言う感じのこじんまりとしたスペース。

一通り置いてあるものを見て
あらかじめ決めていた
「レバーパテ」と「牡蠣とほうれん草のペースト」を購入。

今度来る時はとなりのカフェでまったりしたいなーと
緑いっぱいの庭と邸宅を見ながら思いました。

帰りは、そのまま自由が丘方面へ歩いていき
Just Pickles」でピクルスとセミドライトマトを購入。
こちらでも、
「Pate屋」さんのレバーパテが買えるようでした。

さてさて、待ちに待った実食♪



まずは、レバーパテ(写真手前)と
牡蠣とほうれん草のペースト(写真奥)。

ナイフでパテを掬うと
奥からピンクのパテが!?
この色見ただけでなんだかしあわせー。
しばらくすると
空気に触れた表面はまた少しくすんだ色に。
そうそう、これが自然の現象。
世の中にはいつまでもピンクの色をした商品があったりしますが
その色を保つ為に何かを加えているんです。
それってとっても怖いことですよね。


お味の方は言わずもがな。
レバーの持つ濃厚な甘みが柔らかく口いっぱいに広がります。
舌触りは滑らかでいて、レバーのボソボソ感や臭みは感じません。
肉食獣は臓物を一番好むと言いますが
このレバーパテを食べればその気持ちがよーくわかる気がします。

なんだか食べれば食べる程その味にハマっていき
一口、また一口と運んでしまいましたw
でも、一晩で食べきるのももったいないので
お次の「牡蠣とほうれん草のペースト」へ。

こちらがまた美味しかったー!
と、結論から言うのもどうかと思うけど
美味しいものは美味しいのだから仕方がないw

とにかく、一緒に入ってるハーブの香りが鮮烈!
口の中で爽やかにはじけてくれます。
そしてスモークオイスターと思われる香りが
否が応でも食欲をそそるそそる♪
あぁ、こちらもなんて幸せなんだろうw

レバーパテに負けず劣らず手が止まりませんでした…w

最後は「Just Pickles」のセミドライトマト。
こちらもおいしーい!
今の所、Peckで売ってるドライトマトのオイル漬けがお気に入りだったのですが
こちらも適度な塩気でグッドです。



ほんと、
こういう時間が何より幸せだわぁ。
と、一緒に飲んだ酒の力も加わり
一足先に春の陽気にほだされたかのようになってしまいました。

今日のお酒は、
・相模灘 特別純米 生(神奈川 久保田酒造)
・恵 いづみ橋 海老名耕地 (神奈川 泉橋酒造)

だったんだけど、
冷やで飲んだ相模灘のフレッシュ感と酸より
低精白(80%)で味に厚みのあるいずみ橋のぬる燗の方が
レバーパテの濃厚な甘みとコクにはマッチしていたと思う。

鶴翔や米鶴 亀粋なんかのぬる燗や
蓬萊、大那なんかとも是非合わせてみたいなーと思った。

相模灘は、まだ開けていないピクルスに合いそう♪
いまからこちらを合わせるのがコレまた楽しみ。 

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