朝ご飯の時に宿帳を見てみたら、
どうやら僕は今年4人目のお客さんのようだった。
お昼過ぎ。
これまでずっと降っていた雨が止んできたので
やっと宿の外へ散歩に出かけた。
お世話になってる宿「民宿 さんご礁」の入り口の風景。
向かった先は、集落の裏手にある小中学校。
日曜日だったからか、学校はとてもひっそりしていた。
なんか不法侵入のようで罪悪感を感じながらも
勝手に校門をくぐらせていただいた。
階段になっている校門を上がり、
右手に曲がると、そこに校庭が広がっていた。
その草が生い茂った校庭を見て、
純粋に羨ましいなーと思った。
僕の出身の小学校は、かつて高校だったらしく
100M走のスペースを直線で取れるくらい広い所だったけど
それでも、土と石ころだらけの校庭だった。
それが、この島の学校の校庭は緑の絨毯敷き!
こんな所を目一杯駆け回って遊んだらさぞ楽しいだろうなー。
校庭の傍らには、南国っぽい樹木(ガジュマル?)と
その木陰に据えられたベンチ。
そこにしばらく腰掛けて、
使われていないサッカーゴールと校庭を眺めながら
子供たちがはしゃいでる風景を想像してみた。
そういえば、
昔も夏休みで馬籠に行った時に
誰もいない小学校の校庭に入ってみたけど
休みの日の校庭って、
不思議な趣きがあるような気がする。
自分の学校じゃないのに、
そこに昔の自分が遊んでた風景みたいなのを呼び起こしてくれると言うか…
妙に温かい気持ちになります。
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