5/07/2009

鬼辛と巽。

先日の家飲みの為に掛田商店に酒を買いに行った時のこと。

ここは、地酒だけでなく
伝統食品も扱っていて
個人的にお手本としたいお店の一つ。

そんなこのお店でお酒を探してたにもかかわらず
我慢できずに買ってしまった食材が…。



まずは、その名も「鬼辛」という調味料。
要は唐辛子を塩漬けして作った発酵調味料。
産地は、伊豆七島の最南端「青ヶ島」。
もうこの条件だけでどんな物かうずうず。
青唐と赤唐の2種類があった所を
今回は青唐を購入。

家に帰り試してみる。
ほんの少しすくって口に入れてみたのに
頭のてっぺんが熱くなってきて
変な汗がじわ〜っと出てきてしまったw
さすがに「鬼」と名付けるだけのことはあります。

これまでインド、東南アジアはたまた四川や湖南料理で
唐辛子系の辛さに対する耐性を鍛えてきたつもりの僕でしたが
これはヤバすぎです…。
鋭角的な、いやもはや直線と言っても過言ではない辛みと刺激が
脳天を突き抜けて行きますw

現地では醤油で溶いて刺身を食べるなんて書いてありましたので
近いうちにそんな試し方をしてみたいと思います。
家飲みをした時に出席してくれた同僚曰く、
「ジェノベーゼ」とかに入れたらいいかもなんて言ってました。
ペペロンチーノとかの隠し味にもいいかも!?

これから多いに可能性を発掘してあげたいと思った調味料でした。

お次は醤油。
その名も「天然醸造丸大豆醤油 巽」。
昔ながらの製法で杉桶での寒仕込みだそうです。
醤油なのでてっきり和歌山かなと思ってたんだけどよくよく見てみると、
愛媛県大洲市って書いてるじゃない!?
彼女の実家の街にこんなお蔵があったとは驚き。
今度帰った時は見学させてもらおう☆

今の所他の料理にかけてみたり
お酒を飲みながらの状態なので正確な判断じゃないと思うけど
かなりまろやかな印象。でもコクは素晴らしいと思う。
他の醤油も買って比較してみなきゃだな。

原料の大豆、小麦にも愛媛産を使用してる辺りが
個人的にはとてもグッときてしまいました。
桶番号も載ってるし、まるで気鋭の日本酒蔵のようです。

日本人がいつものように使う調味料の一つ。
だからこそいい造りをしてる物を見極め、使いたいと思います。

あぁ、書きながら味わった「鬼辛」が口から消えない…w

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