4/10/2010

ぶらり倉敷。

去年からマイルを駆使して
国内をあれこれ回ってます。

日帰りで(笑)

今回は、岡山は倉敷でございます。


まずは、レンタカーで一気にお隣広島の「鞆の浦」まで行ってきました。
「ポニョ」の舞台の一つにあげられている古い港町と言う事で
せっかくなら行ってこようかと。

あんまり気に入った写真が撮れなかったので
こんなのしかありませんでしたが、



まぁ、港町と言ったよりは鄙びた漁師町な印象でした。
話題にのぼった割には
所々保全がなされていない部分が見られ
観光地として確立できてないのかなーとか、
上手くお金が落ちてくるようなブランド化が出来てないんではないかと感じました。

それを、現地の方達が望んでるかどうかは知りませんが。

期待して行ったこちらとしては、
勝手ながら
もったいないなーなんて思ったり。




さて、
踵を返して「倉敷」です。
こちらは一転街並の統一が素晴らしく
ちょっと観光地化がすぎてる感も否めませんが
観光客としては楽しめる景色でありました。

倉敷の目的は、
僕が以前から気になっていた食のセレクトショップ「平翠軒」へ行く事。
そして、連れが倉敷の民芸を見ること。

二人の需要が一致しての訪問なのであります。

平翠軒は、以前からずーっと気になっていたお店なのですが
場所が場所ですので気軽に行けず悶々としたところ、
先日発売された雑誌「Discover Japan」に掲載され
嫌が応にも欲求がたまっていた所でした。

そしてそして、念願叶っての初訪問!
もう、入り口に来ただけでワクワクが止まりませんw



その直感は裏切られる事なく
「あ、これおいしそー!アレもー☆」
なんてカゴにアレコレ詰め込んでお会計を済ませると
なんとあっという間に1時間ほどすぎておりました…(笑)

美味しいものの前には人間無力であります。


個人的に描いているお店のモデルケースとして
非常に勉強になるとともに
こうしたお店がきちんと支持されている事に
とても心強いものをいただきました。

原了郭の商品を個人店で卸してもらえるなんて正直すごいですよね。
ここだけなんじゃないかしら?

それと、

とっても嬉しかったのが

去年蔵見学をさせていただいた

大洲の梶田商店さんの「巽 醤油」が入っていた事!

自分も応援したいと思える造り手さんのものが

手本としたい人たちに認めてもらえてるなんて!

なんでしょう、この感動は!



僕の欲求を満たし、お次は民芸探訪。

倉敷民芸館にて念願叶って「倉敷ノッティング」をゲット☆





厚みがあって弾力のあるウールの感触がたまりません!

これから長いお付き合いになるのがとっても楽しみです。



本当は、倉敷緞通も欲しかったんですが

それは予算の都合上またの機会と言う事に。

それでも、現地でけっこうなデザインパターンを見れてとてもよかったです。



お次は、民芸店「融(とおる)」さんへ。


こちらでは、とってもキュートなお皿に遭遇!




掛谷康樹さんという方が練上という技法で作るお皿たちです。

最初、スリップウェアかと思ったんですが

まったくちがう技法だそうです。


なんと、この技法は

ろくろとかで土を成型するのではなく

それぞれ色や濃度のちがう粘度を

まるで金太郎飴のように組み合わせて成型するんだそうです。


なので、

実はお皿の裏から見てもまったく同じ模様なんです!


そして、ろくろなどで成型できない為1個ずつ微妙に歪みがあって実に温もりがあるんです。



まだ首都圏の行った事ある民芸屋さんなんかで見た事がなく

大興奮&一目惚れで買ってきてしまいました☆


窯と言う括りなわけでなくて、作家さんのものですけど

そのうちフェニカとかにも置かれそうなほど

デザインとテクスチャーがかわいいです。



そんなこんなで大満足で終えた倉敷買い込み道中。

お家に帰ってきて

買い込んだみんなで集合写真☆




そうそう、「平翠軒」さんは

予算を指定してお任せでお取り寄せが出来るみたいなので

今度の家飲みはこれで開いてみようかなと考えています。


今から楽しみー☆


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